2008/07/11

スカイ・クロラ

1週間以上あけての更新。

まあ、こんなもんか。

そういえば、押井守監督最新作『スカイ・クロラ』の試写会行ってきました。

研究室のお誘いです。

でも、それだけじゃなくって、なんと押井監督と西尾鉄也作画監督へのインタビュー対談もセット。

読売新聞の企画なので、その様子は後日夕刊に掲載されます。

あ、ニュースでもちょこっと出るぽいです。

僕は「声優に俳優を起用した理由は云々」って聞いたんだけど、本当は今回のプロモーションの意図について深く聞きたかった。

質問は事前にいくつか用意したんだけど、向こう(読売側)が勝手にセレクトしちゃったんだよね。

この『スカイ・クロラ』は、今までの押井作品とは明らかに違う。

それは監督自身も言ってることなんだけど、明らかに「一人でも多くに見てもらおう」という意思が見える。

例えば、菊池凛子や加瀬亮、栗山千明、谷原章介といった面子が声優を務めれば、メディアが取り上げるに決まってる。

監督は、主人公である若い女性の声を出せる人がいなかった、といってたけど、こういった計算が全くなかったとは思わない。

メディア戦略は、コラボレーションによる話題づくりも欠かさない。

NECとキャンペーン組んだり、Wiiでゲーム出したりしてるのが、そう。

ただしゲームは、映画や原作と同じく『スカイ・クロラ』の名を使っているが、直接ストーリー的な繋がりは無い。

だが監督がファミ通のインタビューに答えてる辺り、映画のプロモーションの一端を担っているのは間違いないだろう。

ついには、押井監督自らいいとものテレフォンショッキングに出るという、なんというか、狂気の沙汰w

(ちなみに、菊池凛子の紹介)

ここまでしたのは、まちがいなく、一人でも多くの人に見てもらいたいため。

これまでのスタンスとは全然違う。

この辺の映画作りに対する姿勢の変化を聞きたかったんだけどなあ…。

ついでにメディアの使い方とか。

でもまあ、サインもらえるし、いっかw

ちなみに今回、監督は「今の若い人たちに伝えたいことがある」と言う思いでこの映画を作ったとか。

試写会行った感じだと、これは見ておくといい。

うん。

後ろ向きで前に進みたくなる。

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