2008/09/28

知らぬ間に、秋

Wiiの新作「Wario Land: Shake it!」のプロモーションが面白い。

Youtubeでアップされているのだが、

暴れるワリオに画面がshakeされてしまう。

ていうか、滅茶苦茶に破壊しつくされてしまう。

え、なんで?と思うけど、URLを見れば明らか。

Youtubeに動画をあげるのはよくあるけど、これは新しい。

(インターネット広告のひみつさんで、その仕組みが明らかになっている)

僕が好きなタイプだ。画面ジャック的な。

中村勇吾さんの作品とか、特にね。

でもこれは、一般サイトにあるバナーではない。

どこからリンク繋がってるんだろう。

こういう口コミとかバイラルで広がるやつって、発信源がどこなのか不思議だ。

そりゃもちろん、担当者が影響力のありそうな人に教えてるんだろうけど。

どんな風に教えるんだろうね。

いい風に紹介してくださいよーってあからさまに言うのか。

こんなの作りましたって言うだけなのか。

こればかりは、当事者になってみないと分からんなー。

でも、大事なのは、教える相手よりもモノの質。

MOTTAINAI

そういえば、こんなのもらったよ。



ほぼ日特製ステッカー。

ちょっと前、アンケートに答えて当たった。

かわいい。

でも、こういうのに限って、使えずに保存する。

もったいないもったいないってね。

貧乏性なんですよ。

2008/09/25

ワカメでもワレメでもなく、ワカレメ

mixiで面白い記事を発見した。

元ネタはORICONのコラム。

【ワカレメ vol.3】50%オフと半額、どっちに惹かれる?」

結果的には、8割近くが半額派。

ここまで差が開いたのは意外だった。

でも、やっぱり日本人だからだろうな。

半額なら、「半」の字で意味を推測できる。

しかし50%オフは、「50」と「%」と「オフ」の要素があって初めて意味が成り立つ。

ここが大きな「ワカレメ」なんだと思う。

ただ、「50%オフだと、段々値下げした感がある」っていうのも気になる。

「品は良いけど、在庫処理などのため仕方なく値下げした」ということか。

(本当かどうかはともかく)

これ、使えるよね。

つまり、同じ値下げするにしても、

50%オフ

と表示すると、なんとなく品が良く見えるわけだ。

反対に、

半額

とすると安っぽく感じられちゃう。

実際の店も、セール品の対象によって表示変えるのかな。

今度、見てみよう。


個人的に、次は「5割引」と「50%オフ」でやってほしいなー。

さっきの考えから行くと、「5割引」に軍配が上がると思うんだけど。

どうかな。

そういえば



先日、難波でお姉さんから、このようなハガキをもらった。

チョコマンを探して賞金もらおうぜキャンペーンの存在は知ってたけどね。

CMでチョコマン気持ち悪いなーとか、

EGO WRAPPIN'いいなーって思ってたくらいで。

ちなみに、配ってたのはAXEっぽい黒のセクシー衣装を着たお姉さん。

うーん、探してみようかと思ったけど、用事があったもので。


なんば駅5番出口周辺はいいね。

サンプルとか号外とか色々もらえる。

タイムリーなスーツ事情

阪急電車にて。



THE SUIT COMPANY

GOOD NEWS.

ブランドが一夜にして崩壊する今、

私たちが信じられるのは、確かな品質だけかもしれません。


女性の表情には、驚きも見て取れる。

サブプライムの余波による相次ぐ倒産と金融界の再編。

私たちのスーツは、

一切、偽装をしておりません。


ウナギや米とは違って、ね。


…ほんとに?


さて、確かな品質を、どう見抜くか。


トップページでは、様々なGOOD NEWSが紹介されている。

誰のための禁煙か



京阪三条駅構内のトイレにて。

心の内の、あなたが見ています。

禁煙


恥の文化と罪の文化。

ルース・ベネディクト『菊と刀』にある、有名な概念だ。

人への迷惑や体裁を基準とする恥の文化。

宗教的戒律や良心を基準とする罪の文化。

だけど、この張り紙の言ってることは明らかに罪の文化の内容だ。

でも、禁煙場所での喫煙は明らかに迷惑だ。

僕は、煙草の煙があると、呼吸がしにくくて息苦しくなる。

もちろん、臭いもつく。

そういう声が多いがための禁煙であって、健康のための禁煙ではない。

だから、ここでのこういう言い方はなんかおかしいと思うんだよ。


しかし、「周りに迷惑」「恥ずかしい」はもはや効力を為さないのか。

いや、そうは思わないけどね。

ただ、効きにくくなってることは、学校の授業風景とか聞くと実感する。

「周りに迷惑かけてないから」は常套句。

恥の文化を逆手に取った形だ。

だから、自らの不利益に触れることで自制を求めるしかない。


日本の京都と言う場所でこの張り紙。

考えさせられた。

2008/09/23

好印象

西酒造株式会社


(2008年9月23日付朝日新聞朝刊より)

きちんとお伝えする

責任がある。

私たちは、はじめて

新聞広告を掲出いたします。


例の事故米が混入していた疑いがあったことにたいする、説明広告。

丁寧で、シンプルで、誠実。

■なぜ、薩摩宝山を自主的に回収することを急いだのか?

■今回の不正流通により以前に造られた薩摩宝山は安全なのか?

■芋焼酎なのに、なぜ原料に米を使用していたのか?

■原料を安く仕入れ、利益を得ようとしたのか?

■薩摩宝山以外の銘柄に不正流通米は使用されていないのか?


の5点について、分かりやすく説明してある。

焼酎は飲んでいただいて評価されるものという考えから、西酒造はこれまで広告を通じて皆様へメッセージをお届けすることを控えてまいりました。


焼酎は苦手だけど、ここのなら一度飲んでみようと思った。

リーマンが破綻した次の日に、AIGとかが大丈夫だよって言う広告出してたけど、

この広告は、それとは対極を為している。

印象の面でも、説明の面でも。

みかんもほしいなあ。

インターネット広告のひみつさんより。

9月20日「おばあさんと猫とみかんは賞品ではありません。

2008年9月18日、朝日新聞にチロルチョコの15段カラー広告。極小文字で「おばあさんと猫とみかんは賞品ではありません」という注釈あり。これを見つけて話題にしているブロガーが10名以上はいるようだ。1行のコピーから生まれたクチコミ。神は細部に宿る。


えー、と思って新聞入れをあさる。

見た覚えはあるのだが。

…あった。



例の注意書きを探してみると…



うーむ、気付かなかった。

悔しいのう、悔しいのう。

ちなみに、キャンペーンサイトでも確認できる。

こたつはいらないけど、バッグはほしいかなあ。

midiやってたことが懐かしいなあ

tutuanna*

商品ごとに音が割り当てられていて、オリジナル着メロを作れる。

かわいい。

当方男だが、こういうの好き。

だから、連れと一緒に女物を見るのは全然苦痛じゃない。

むしろ、楽しみ。

さて、このサイト、注目したのはメロディよりソート。

色、種類、柄でソートできるって、便利だ。

柄でソートできるところは、無いんじゃないかな。

というか、男物でこういうサイトが見当たらないのはちょっと残念だ。

参考にすべし。

関東周辺にカップヌードル警報

日清食品「NOODLE ON NOODLE

カップラーメンをひたすら積み上げて宇宙へ行こうぜ!

っていう、単純かつでっかいプロジェクト。

高度によって、飛行機や富士山など、様々なものと遭遇する。

刻一刻と積み上げられており、9月23日午後1時30分現在で64万個以上。

高度にして約70万km。

オゾン層を軽がる突破しています。

ちなみに、積み上げたカップヌードルには自分の名前が表示される。

が、如何せん多すぎるのでどこにあるか分からない。

あと、積み損ねたカップヌードルは地上に投下される。

関東の人、大丈夫かな。

100個、200個、300個でプレゼント応募&ブログパーツ。

100個積み上げてみたが、飽きた。

中には1万個以上積む人もいて、なんかもうすごいね。

2008/09/22

タカシマヤの屋上に、もう観覧車はない。

梅田の動く歩道付近より。



阪急三番街

デパートの屋上に

遊園地があったころ

やさしい街がたくさん

ありました。


やさしい街って、なんだろう。

デパートの屋上の遊園地に、やさしい街の要素があるってことかな。

小さな観覧車。100円で動く乗り物や動物。ミニSL。

お父さんお母さんと。おじいちゃんおばあちゃんと。

家族みんなで楽しめる場所。

そっか、昔のデパートは、みんなを受け入れる場所だったんだ。

そういえば阪急三番街は、前にも

子供が楽しめないなんて~

とか、

男が~

とかっていうコピーがあったな。

(記録してなかったことを後悔)

つまり、やさしさとは、みんなを受け入れられること。

その度量の大きさ。

三番街は老若男女誰でも楽しめますよと言うアピールか。

なるほど、納得。

ネコって気まぐれなイメージだけどなあ。

ヤマト運輸

宅配は、

ネコである。


おなじみのトラックをネコに見立てたシリーズ。

キャンペーンホームページでは、飼い主になれる。

だけど、飼い主になったところで、特に愛着はわかなかった。

また、パズルを完成させると30秒バージョンのCMが見られる。

しりとりが意外に難しい(システム的な意味で)。

で、梅田の動く歩道付近で見かけたポスター。



段ボール風になっていて、芸が細かい。

ただ、キャッチコピー含め、何が言いたいのかよくわからない。

『吾輩は猫である』をもじっていることに変わりはないんだけど。

ああ、「宅配(サービス)はネコ(すなわちクロネコヤマトの宅急便が一番)である」って意味か。

それに親近感を持たせるための擬ネコ化。

確かにかわいい。

チョロQとか欲しい。

続・ワカメが美人な件

梅田の動く歩道で、例のOTONA GRICOの広告ポスター発見。

CMなどと違い、それぞれのエピソードが語られている。

サザエさんのへそくりを見つけたり、自分の名前に反抗したり。

ただ残念ながら、進行方向が逆だった。

すごく見にくかった。

HPにもないしなあ。

残念。

2008/09/20

死を思う

野田凪さん市川準さんと続けてお亡くなりになられた。

市川さんは、正直、名前を知らなかったのだけど、作品を知って驚いた。

禁煙パイポの人だったんだね。

今朝も流れてたけど、あの皮肉は今でも通じるCMだ。

(当時話題になった、宇野宗佑元首相の女性問題によるスキャンダルが元ネタ)

野田さんは、広告批評でもラフォーレ関係で特集されてたので知ってた。

iGoogleも、野田デザイン。

あのパンダが好きだ。

強い鎮痛剤の誤飲が死因か…。

こう、比較的若い人が(犯罪以外で)死ぬと、その分、死が身近に感じられる。

そっかあ、死ぬのかあ、僕はいつかなあ、って感じ。

今は、死にたくないなあ。

一方連れは、温泉で海老の踊り食いを見て、死について思いを巡らせたそうだ。

2008/09/17

歌ってるのは夏木マリ。

資生堂「INTEGRATE

最近CMでよく見るけど、ポニョに続くヒット作(個人的に)。

いんてぐれ~ぃと、いんてぐれ~ぃと

気が付くと歌ってます。

着うたもゲット。

朝の目ざめは、いんてぐれ~ぃとです。

歌にのせて名前を覚えてもらうってのは昔からある。

かに道楽とか出前一丁とか味ポンとか。

だけどこのINTEGRATE、名前だけでなくその効果まできっちり歌い上げている。

真っ直ぐだけど、きっちり届く。

一瞬で心をつかまれた。

2008/09/14

ワカメが美人な件

巷で話題の、OTONA GLICO25年後の磯野家。

テレビCMや屋外広告でよく見かけるけど、新聞にも登場。



こうやって興味を引いて…




(いずれも9月13日付朝日新聞夕刊より)

ずっと年が変わらない磯野家だからこそ、このインパクトは大きい。

あ、大人になってる。


というこの一言は、まさに見た人の心を言い表している。

本当はグリコが大人になっているということが言いたいのだろうが、

それを上手く、磯野家に置き換えて表現できていると思う。

しかし、肝心な、どこがどう大人なのかって点は分からない。

そこは、商品サイトに行ったら分かるよってことか。



それにしても、CMでは法事の場面が流れているのが気になる。

全てを説明しないところが、また想像を掻き立てる。

くそう。