◆ インターンシップ ◆
大正製薬の1Dayインターンシップに行ってきた。
初インターンシップ。
内容は、就職と会社についての考え方、会社の紹介、マーケティングについての講義、リポビタンDとリポビタンFineのマーケティングの紹介、ALFEのマーケティングの紹介、ワークショップ(ALFEの売り上げを伸ばす為のポスター作り)。
1Dayだからか、確かに内容は濃いが、詰め切れてない印象。
特にマーケティング全般についての講義は、早足過ぎて咀嚼しきれない。
と言うか、そこを詳しく聞きたい人は3Dayにも参加してくださいとのこと。
しないけど。
ただ、リポビタンシリーズのマーケティングについてはラベルデザインから詳しく聞けたので、そこそこ満足。
「業界選び→会社選びから、共感できる会社選びへ」
考えさせられた。
気が向けば、明日にでも詳細レポート載せる予定。
2007/07/30
お経は音楽だ
法事があった。
読経にリズムと抑揚があった。
詩から生まれる音楽とは、こういうことか。
◆ らしさ ◆
Coke + iTunes。
駅でポスターを大量に見かけるので、書こうと思ってたら忘れてた。
7月16日から9月30日の77日間、毎日2万5,000曲、合計192万5,000曲をプレゼント、という太っ腹企画。
やっぱりこういうのがコカコーラらしくていいよね、と個人的に思う。
キャンペーンCMソングを担当しているRIP SLYMEも個人的に好きだし。
ちなみに、シールをめくって裏にあるシリアルナンバーで抽選と言う形なのだが、これで当たった試しがない。
しかし、今回は当選者の数から見ていけそうな気がする。
あ、これってもしかして、まんまと策略に掛かってる?(笑)
読経にリズムと抑揚があった。
詩から生まれる音楽とは、こういうことか。
◆ らしさ ◆
Coke + iTunes。
駅でポスターを大量に見かけるので、書こうと思ってたら忘れてた。
7月16日から9月30日の77日間、毎日2万5,000曲、合計192万5,000曲をプレゼント、という太っ腹企画。
やっぱりこういうのがコカコーラらしくていいよね、と個人的に思う。
キャンペーンCMソングを担当しているRIP SLYMEも個人的に好きだし。
ちなみに、シールをめくって裏にあるシリアルナンバーで抽選と言う形なのだが、これで当たった試しがない。
しかし、今回は当選者の数から見ていけそうな気がする。
あ、これってもしかして、まんまと策略に掛かってる?(笑)
2007/07/28
東京レポートその5
やっと最後の東京レポートです。
◆ ケイゴ、世界が広がる ◆
さて、三コマ目。
パネリストは山崎隆明氏、山本高史氏、小西利行氏。
別の講義に箭内道彦氏が出ていたので、どちらにしようか非常に迷った。
しかし、山崎氏のほうはテーマが「書く力」と言うことで、私はコピーのことに興味があったので、こっちにした。
山崎氏といえば、ホットペッパーとかキンチョーとか、私が好きなCMを作る人である。
関西人だし、さぞかし面白い人なのだろうと思って期待していたのだが、ところがどっこい、非常に真面目で静かな方だった。
正直、がっかりした。
講義自体も、なんだが三人が妙にかみ合わない感じで、あまり盛り上がらないまま進んでいった。
しかし後半、言葉にまつわるテーマごとに三人が回答していくコーナーになると、とたんに面白くなった。
三人の言葉の捉え方、扱い方などが非常に興味深かった。
そして何より、言葉を大切にしているということが非常に良く伝わってきた。
オープニングディスカッションのテーマも言葉に関するものだったが(東京レポートその1参照)、そのときと同じことがここでも聞かれたのが印象深かった。
山本氏の「昔は詩から音をつくっていたが、今は音から詩をつくる」というのと、山崎氏や小西氏の「コピーはまず手で書く」という二点である。
どちらも、言葉軽視の風潮を嘆いての発言である。
私は、言葉は本体肉体的なものであると考える。
それが最近は、非肉体的になっていると考える。
どういうことかと言うと、言葉と言うのは、人から何らかの形で、声に出すとか文字にするとか、外部に発せられることで初めてその存在を認められる。
そのとき、必然的にその人の声や字の調子・抑揚が言葉にその本来持つ意味以上の意味を与えるのだ。
言葉と肉体は一体であった。
だが、時代が進むにつれ、言葉が肉体から離れていった。
端的に言うと、書く量が減った。
更には、ワープロ技術の進歩で書くこと自体の必要性も薄らいでいった。
そうなると、言葉はその本来もつ意味以上でも以下でもなくなる。
「MS ゴシック,10pt」などと言うように規定された言葉は美しくない。
なぜ、手紙がまだ愛されるのか。なぜ、手紙はワードではなく手で書くのか。
それも、ここにあるのだと思う。
肉体的な言葉には、その奥に書き手の人格が現れる。
だが、手で書かれた文字がマスで発信されることは少ない。
CMにしろポスターにしろ、大抵のコピーは活字である。
では、活字の何が人の心を動かすのだろうか。
それは、肉体的な言葉に他ならない。
コピーだって、詩だって、小説だって、活字であっても、肉体的な言葉である限り、多くの心を動かすのだ。
肉体的な言葉は、たとえ活字になっても、元の肉体を内包している。
言葉は誰でも操れるけども、それを使いこなせる人が一握りなのも、ここにあると思う。
大切にしたい。
さてさて、講義も終わって大満足のわたしは新国立美術館に行こうとした。
佐藤可士和士がデザインしたロゴをこの目で見たかったのだ。
表参道から歩いていこうとしたら迷子になって何故か渋谷にたどり着いたのは、ここだけの秘密である。
すでに閉館時刻を過ぎていたし、帰りのバスの時間もあったので、今回は断念することにした。
また、機会があるだろう。
お土産に東京ばな奈と東京ラスクとバナナを買って、帰阪した。
さて、5回(番外も含めれば6回)に渡った東京レポートも今回で最後であるが、得たことを一つ挙げるとすれば、それは、違う世界を知ることが出来たことである。
まず、社会と言う世界を垣間見た。
そして、東京と言う世界に圧倒された。
最後に、プロの世界に触れることが出来た。
どれも、私が知らなかった(知っていると思っていた)世界である。
今まで、どれだけ狭い世界で生きてきたかを思い知らされた。
全ての世界を知ることは出来ないかもしれない。
しかし、できるだけ沢山の世界を知りたいと思う。
東京に行って、良かった。
予想外に金は飛んだけど(笑)
◆ ケイゴ、世界が広がる ◆
さて、三コマ目。
パネリストは山崎隆明氏、山本高史氏、小西利行氏。
別の講義に箭内道彦氏が出ていたので、どちらにしようか非常に迷った。
しかし、山崎氏のほうはテーマが「書く力」と言うことで、私はコピーのことに興味があったので、こっちにした。
山崎氏といえば、ホットペッパーとかキンチョーとか、私が好きなCMを作る人である。
関西人だし、さぞかし面白い人なのだろうと思って期待していたのだが、ところがどっこい、非常に真面目で静かな方だった。
正直、がっかりした。
講義自体も、なんだが三人が妙にかみ合わない感じで、あまり盛り上がらないまま進んでいった。
しかし後半、言葉にまつわるテーマごとに三人が回答していくコーナーになると、とたんに面白くなった。
三人の言葉の捉え方、扱い方などが非常に興味深かった。
そして何より、言葉を大切にしているということが非常に良く伝わってきた。
オープニングディスカッションのテーマも言葉に関するものだったが(東京レポートその1参照)、そのときと同じことがここでも聞かれたのが印象深かった。
山本氏の「昔は詩から音をつくっていたが、今は音から詩をつくる」というのと、山崎氏や小西氏の「コピーはまず手で書く」という二点である。
どちらも、言葉軽視の風潮を嘆いての発言である。
私は、言葉は本体肉体的なものであると考える。
それが最近は、非肉体的になっていると考える。
どういうことかと言うと、言葉と言うのは、人から何らかの形で、声に出すとか文字にするとか、外部に発せられることで初めてその存在を認められる。
そのとき、必然的にその人の声や字の調子・抑揚が言葉にその本来持つ意味以上の意味を与えるのだ。
言葉と肉体は一体であった。
だが、時代が進むにつれ、言葉が肉体から離れていった。
端的に言うと、書く量が減った。
更には、ワープロ技術の進歩で書くこと自体の必要性も薄らいでいった。
そうなると、言葉はその本来もつ意味以上でも以下でもなくなる。
「MS ゴシック,10pt」などと言うように規定された言葉は美しくない。
なぜ、手紙がまだ愛されるのか。なぜ、手紙はワードではなく手で書くのか。
それも、ここにあるのだと思う。
肉体的な言葉には、その奥に書き手の人格が現れる。
だが、手で書かれた文字がマスで発信されることは少ない。
CMにしろポスターにしろ、大抵のコピーは活字である。
では、活字の何が人の心を動かすのだろうか。
それは、肉体的な言葉に他ならない。
コピーだって、詩だって、小説だって、活字であっても、肉体的な言葉である限り、多くの心を動かすのだ。
肉体的な言葉は、たとえ活字になっても、元の肉体を内包している。
言葉は誰でも操れるけども、それを使いこなせる人が一握りなのも、ここにあると思う。
大切にしたい。
さてさて、講義も終わって大満足のわたしは新国立美術館に行こうとした。
佐藤可士和士がデザインしたロゴをこの目で見たかったのだ。
表参道から歩いていこうとしたら迷子になって何故か渋谷にたどり着いたのは、ここだけの秘密である。
すでに閉館時刻を過ぎていたし、帰りのバスの時間もあったので、今回は断念することにした。
また、機会があるだろう。
お土産に東京ばな奈と東京ラスクとバナナを買って、帰阪した。
さて、5回(番外も含めれば6回)に渡った東京レポートも今回で最後であるが、得たことを一つ挙げるとすれば、それは、違う世界を知ることが出来たことである。
まず、社会と言う世界を垣間見た。
そして、東京と言う世界に圧倒された。
最後に、プロの世界に触れることが出来た。
どれも、私が知らなかった(知っていると思っていた)世界である。
今まで、どれだけ狭い世界で生きてきたかを思い知らされた。
全ての世界を知ることは出来ないかもしれない。
しかし、できるだけ沢山の世界を知りたいと思う。
東京に行って、良かった。
予想外に金は飛んだけど(笑)
2007/07/26
花火は体全体で感じる芸術である
天神さんに行ってきた。
◆ こちらの商品は全てタダとなっております ◆
サンプル・ラボ。
地下食料品売り場の試食品に目がない者としては、非常に嬉しい。
人目を気にせず、サンプルをいただけるのだから(笑)
入会金300円と年間フリーパス1000円を払えば、1日10個までなら持ち帰り可能。
しかも、ドラッグストア並みの品揃え。
後でアンケートに答えなければならないみたいであるが、それは提供側のことを考えれば当然のことだろう。
消費者もおいしいし、提供者もおいしい。
建物のデザインもすばらしいので、必ずや新しいビジネスモデルとして成功を収めるであろう。
早く大阪に出店して欲しいものである。
◆ 鏡よ鏡、鏡さん ◆
参院選選挙が近づいている。
民主党のマニフェストを読んでみたのだが、あれしますとかこれしますとか、こんなの俺でも書けるよ見たいな内容で、少しがっかりした。
マニフェストって、もうちょっと具体的な数値とか盛り込むもんじゃなかったの?
ところで、この時期なると見かけるのが、駅の広告スペースに取り付けられた鏡。
「主役はあなた(だったっけ。記憶が曖昧)」とあるのだが、鏡(と言うよりかは薄いアルミ板みたいなもの)がゆがんでいるで、映る像もゆがんでいる。
こんなゆがんだ世界を見せられては、たまったものではない。
「今の日本はゆがんでいる」くらいのコピーなら納得できるのに、これでは、「結局ゆがんでいるのは主役であるあなたです」みたいに見えてしまう。
選挙と広告の関係は以前から議論されているとは思うが、やっぱり政治や利権が絡むとダメになってしまうのかね。
今日は、今からレポートを3つ仕上げなければならないので、ここまでにしておく。
◆ こちらの商品は全てタダとなっております ◆
サンプル・ラボ。
地下食料品売り場の試食品に目がない者としては、非常に嬉しい。
人目を気にせず、サンプルをいただけるのだから(笑)
入会金300円と年間フリーパス1000円を払えば、1日10個までなら持ち帰り可能。
しかも、ドラッグストア並みの品揃え。
後でアンケートに答えなければならないみたいであるが、それは提供側のことを考えれば当然のことだろう。
消費者もおいしいし、提供者もおいしい。
建物のデザインもすばらしいので、必ずや新しいビジネスモデルとして成功を収めるであろう。
早く大阪に出店して欲しいものである。
◆ 鏡よ鏡、鏡さん ◆
参院選選挙が近づいている。
民主党のマニフェストを読んでみたのだが、あれしますとかこれしますとか、こんなの俺でも書けるよ見たいな内容で、少しがっかりした。
マニフェストって、もうちょっと具体的な数値とか盛り込むもんじゃなかったの?
ところで、この時期なると見かけるのが、駅の広告スペースに取り付けられた鏡。
「主役はあなた(だったっけ。記憶が曖昧)」とあるのだが、鏡(と言うよりかは薄いアルミ板みたいなもの)がゆがんでいるで、映る像もゆがんでいる。
こんなゆがんだ世界を見せられては、たまったものではない。
「今の日本はゆがんでいる」くらいのコピーなら納得できるのに、これでは、「結局ゆがんでいるのは主役であるあなたです」みたいに見えてしまう。
選挙と広告の関係は以前から議論されているとは思うが、やっぱり政治や利権が絡むとダメになってしまうのかね。
今日は、今からレポートを3つ仕上げなければならないので、ここまでにしておく。
2007/07/24
東京レポートその4
◆ 大阪人、笑いを語るの巻 ◆
東京最終日。
よく晴れる。すばらしい。
この日は、書く院大学のメインである、各界実力派による講義。
できれば全て見たい勢いだったが、それは出来ないので、泣く泣く絞る。
1コマ目は、澤本嘉光氏、高崎卓馬氏、福里真一氏、井村光明氏による講義。
ワタシの好きなCMプランナーばかりである。感動した。
何か全体的に低めの妙なテンションだったが(一番後輩の井村氏が盛り上げようと奮闘してた笑)、それはそれで楽しかった。福里氏のもそもそっとした鋭いツッコミとか。
内容としては、怒られはするが誉められることは決してないというCMプランナーの微妙な立ち位置を考慮して、お互いの作品を褒めちぎりあうという「非常に気持ち悪い(福里氏談)」内容。
それに絡めて、仕事内容、仕事への取り組み方、発想の仕方等々実務的なレベルでの話を沢山してくださった。
あと、美大出身の美的センスと一般人の美的センスとの差に悩みながらも、「生理的に美しい」画を如何に撮ろうかと奮闘しておられる風であった。
最後にCM作りおいて大事なことは、それぞれ、「ひたすらシュミレーション(澤本氏)」、「達成すべき課題(宿題)を課すこと(高崎氏)」、「得意なことを見つけること(福里氏)」、「理屈付け(井村氏)」であった。
センスでどうにかできるものではない。
2コマ目は、川崎徹氏、黒田秀樹氏、中島信也氏による漫談講義。
こちらは、先ず黒田・中島両氏のCMを年代別に見て行き、それに対して川崎氏がコメントする。そして、黒田・中島両氏が選ぶ川崎氏のCMトップ10を流した。
黒田・中島両氏の絶妙な掛け合いのもと、講義は軽快に進められ、合間合間に川崎氏が本質を突いた鋭いコメントをしていく感じ。
この日受けた3つの講義の中で、全てにおいて一番レベルが高い講義であった。
川崎氏曰く、「表現に奥行きがない、商品だけを語っているのが、まさに広告である」と。
余計な奥行きを加えない、と言うのはシンプルであるが、それゆえにかなり難しいことであると考える。
しかし、黒田・中島両氏のCM(先ほどから「作品」と言う言葉を使わないのは、川崎氏がそう仰っていたからである)はどちらも、それに当てはまると川崎氏は評価していた。
面白いCMは、何時見ても面白いのである。
川崎氏のCMもそうであった。
今の学生から笑いを取れるような1~20年前のCMが、果たしてどれほどあるだろうか。
川崎氏は、「広告は現在進行形、どれだけ『今』と付き合うかが大切」と仰っていたが、それだけだったらその一瞬にしか通用しない。
後世に残るようなCMと、そうでないCMとの違いは何か。
私は、「笑い」が一つの要素にあると考えた。
それも、流行の笑いではなくて、人類の奥底で一つの潮流となって流れているような、本質的な笑いである。
もう一つ言うなら、大笑いするようなものではなくて、思わずクスクスっとするようなものである。
川崎氏のCMもそうであった。
クスクス笑いは、ある意味嘲笑と似ている。安心感を与えるのである。
そして、クスクス笑いは不意打ちで来る。身構えていたら、クスっとは笑えない。
それに、大笑いはその一瞬で消えるが、クスクス笑いは後で思い出して、再び笑う。
それは、戒めの意味でもある。
例えば、バナナの皮で滑った人を見て、思わずクスっと笑う。
それは、何気ない日常におけるいわば潤いである。
このとき大笑いするような人は、単なる馬鹿である。
そして、後にその光景を思い出して、またクスっと笑う。
それは、自分もああならないように気をつけようと言う戒めであるのだ。
しかも、繰り返すことによって、より強く印象に残る。
まあ、ハプニングにしても、例えば学校の中で起こったことなどはクラス中で大笑いするかもしれない。
しかし、それは「クラス」と言う装置によって増幅されたクスクス笑いであると考えれば、問題ない。
不意打ち・嘲笑・戒めと言う意味では、同じである。
そこで、広告である。
広告は、ただその商品を褒めちぎるだけでは成立し得ない。
そんな広告は、いわゆる面白くない広告である。
何かしらの批評・批判が必要である。
それを見つけるのが、「現在進行形」であり、「『今』と付き合う」ことである。
しかし、その批評・批判が人間や社会の本質を捉えるものであったとき、それは「今」だけでとどまるのではなく、時間的に普遍的なものになる。
(そういう意味では、appleの「1984」などのように笑いを伴わない批判・批評であっても、強く後世に残る。笑いが「一つの要素」といったのはここにある。笑いが全てではない)
だから、川崎氏のCMは「現在進行形」かつ「『今』と付き合う」ものでありながら、現代の学生にも受け入れられるのだ。
少し論の展開的に厳しいところもあったが、何とか結論まで持っていけた。
今日は、ここまで。
恐らく次でラストである。まだ続くのかよ笑
東京最終日。
よく晴れる。すばらしい。
この日は、書く院大学のメインである、各界実力派による講義。
できれば全て見たい勢いだったが、それは出来ないので、泣く泣く絞る。
1コマ目は、澤本嘉光氏、高崎卓馬氏、福里真一氏、井村光明氏による講義。
ワタシの好きなCMプランナーばかりである。感動した。
何か全体的に低めの妙なテンションだったが(一番後輩の井村氏が盛り上げようと奮闘してた笑)、それはそれで楽しかった。福里氏のもそもそっとした鋭いツッコミとか。
内容としては、怒られはするが誉められることは決してないというCMプランナーの微妙な立ち位置を考慮して、お互いの作品を褒めちぎりあうという「非常に気持ち悪い(福里氏談)」内容。
それに絡めて、仕事内容、仕事への取り組み方、発想の仕方等々実務的なレベルでの話を沢山してくださった。
あと、美大出身の美的センスと一般人の美的センスとの差に悩みながらも、「生理的に美しい」画を如何に撮ろうかと奮闘しておられる風であった。
最後にCM作りおいて大事なことは、それぞれ、「ひたすらシュミレーション(澤本氏)」、「達成すべき課題(宿題)を課すこと(高崎氏)」、「得意なことを見つけること(福里氏)」、「理屈付け(井村氏)」であった。
センスでどうにかできるものではない。
2コマ目は、川崎徹氏、黒田秀樹氏、中島信也氏による
こちらは、先ず黒田・中島両氏のCMを年代別に見て行き、それに対して川崎氏がコメントする。そして、黒田・中島両氏が選ぶ川崎氏のCMトップ10を流した。
黒田・中島両氏の絶妙な掛け合いのもと、講義は軽快に進められ、合間合間に川崎氏が本質を突いた鋭いコメントをしていく感じ。
この日受けた3つの講義の中で、全てにおいて一番レベルが高い講義であった。
川崎氏曰く、「表現に奥行きがない、商品だけを語っているのが、まさに広告である」と。
余計な奥行きを加えない、と言うのはシンプルであるが、それゆえにかなり難しいことであると考える。
しかし、黒田・中島両氏のCM(先ほどから「作品」と言う言葉を使わないのは、川崎氏がそう仰っていたからである)はどちらも、それに当てはまると川崎氏は評価していた。
面白いCMは、何時見ても面白いのである。
川崎氏のCMもそうであった。
今の学生から笑いを取れるような1~20年前のCMが、果たしてどれほどあるだろうか。
川崎氏は、「広告は現在進行形、どれだけ『今』と付き合うかが大切」と仰っていたが、それだけだったらその一瞬にしか通用しない。
後世に残るようなCMと、そうでないCMとの違いは何か。
私は、「笑い」が一つの要素にあると考えた。
それも、流行の笑いではなくて、人類の奥底で一つの潮流となって流れているような、本質的な笑いである。
もう一つ言うなら、大笑いするようなものではなくて、思わずクスクスっとするようなものである。
川崎氏のCMもそうであった。
クスクス笑いは、ある意味嘲笑と似ている。安心感を与えるのである。
そして、クスクス笑いは不意打ちで来る。身構えていたら、クスっとは笑えない。
それに、大笑いはその一瞬で消えるが、クスクス笑いは後で思い出して、再び笑う。
それは、戒めの意味でもある。
例えば、バナナの皮で滑った人を見て、思わずクスっと笑う。
それは、何気ない日常におけるいわば潤いである。
このとき大笑いするような人は、単なる馬鹿である。
そして、後にその光景を思い出して、またクスっと笑う。
それは、自分もああならないように気をつけようと言う戒めであるのだ。
しかも、繰り返すことによって、より強く印象に残る。
まあ、ハプニングにしても、例えば学校の中で起こったことなどはクラス中で大笑いするかもしれない。
しかし、それは「クラス」と言う装置によって増幅されたクスクス笑いであると考えれば、問題ない。
不意打ち・嘲笑・戒めと言う意味では、同じである。
そこで、広告である。
広告は、ただその商品を褒めちぎるだけでは成立し得ない。
そんな広告は、いわゆる面白くない広告である。
何かしらの批評・批判が必要である。
それを見つけるのが、「現在進行形」であり、「『今』と付き合う」ことである。
しかし、その批評・批判が人間や社会の本質を捉えるものであったとき、それは「今」だけでとどまるのではなく、時間的に普遍的なものになる。
(そういう意味では、appleの「1984」などのように笑いを伴わない批判・批評であっても、強く後世に残る。笑いが「一つの要素」といったのはここにある。笑いが全てではない)
だから、川崎氏のCMは「現在進行形」かつ「『今』と付き合う」ものでありながら、現代の学生にも受け入れられるのだ。
少し論の展開的に厳しいところもあったが、何とか結論まで持っていけた。
今日は、ここまで。
恐らく次でラストである。まだ続くのかよ笑
2007/07/22
東京レポート番外編
博報堂インターンで書類通過した人のESを見た。
そりゃあ、無理だわ。
◆ うちの父親の頭も読み取れるのか ◆
カラーコード。
知らんかった。というか、あんまり見かけないよね。
というか、これじゃ二次元バーコードだと気付かないんじゃない?
QRコードは良く見かけるし、利用もするけど。それは目立つからなわけで。
まあ、あれはあれで無愛想だって言うのもあるかもしれないけど。
デザインバーコード見たいな例もあるわけで。
ちなみに、このサイトのコメント欄が結構いいトコついてておもしろい。
◆ 大阪人、夜の東京を彷徨うの巻 ◆
すみませんでした。再開です。けど、時間軸はあまり進みません。
前回、オープニングディスカッションのことを書いたのですが、あまりの鬱加減に途中で放棄してしまったのです。
そこで、今回は番外編として、その中で印象に残った言葉を紹介していこうと思います。
先ずは、秋元康氏から。
「あまり取材はしない」
「良い脚本家は、なんでもないシーンでも一行で終わらせない」
「最大公約数の時代から、最小公倍数の時代へと移り変わっているように思う」
「何か書きたい『核』を見つけることと、『肌の感覚』を磨くことが大事」
「今年の秋には、AKB48が皆をびっくりさせるよ」
「親父ギャグは、言葉と流行を知らないと言えない」
次に、林真理子氏。
「私も余り取材はしないが、女性雑誌の投稿コーナーはよく読むし、今の女性心理が見えてくる」
「(ケータイ小説が流行っているのは)本に対する咀嚼力のなさの表れではないか」
「私は、流行と、本当に自分が書きたいものをバランスよく持つようにしている」
「文章力があれば、大抵の世界で通用すると思う」
そして、眞木準氏。
「(言葉を探すのは)素潜りして、銛を持って突きに行く感覚」
「今は音から詩を作るが、昔は詩から音を作った。聖書にもそうある」
「今は、コピーに関しては、言文一緒くた。聞き言葉へと移っている」
「秋元さんや林さんみたいに、人間の負の部分を掘り下げることが出来るなどの能力がなければ、プロにはなれない」
「アンテナ能力を磨くことも大事」
最後に、井口典夫氏。
「自分の内面を出せば、それについていく時代」
「時代が人を作る時代から、人が時代を作る時代へ。考える人になって欲しい」
「活躍の場は山ほどあるが、それは自分で作らなければならない」
実は、このときのやり取りは一応ノート(俺帳)にとってあって、これもそれを見ながら書いてる。
俺帳は、ホテルに戻ってから、夜にふらっと買いに行ったもの。
メモじゃないけど、こういうの専用のノートを作ろうと急に思い立って。
で、途中、東大の駒場キャンパスに潜入して東大生の気分を味わってみたり、電柱の上のヒーロー(電気屋さん)を見物したりしながら、一時間ほど夜の駒場を徘徊した。
結局、ホテルから徒歩1分のローソンでノートを買うことにし、レジ待ちの間にレジ前の商品に手を出すという、消費者心理にはまりきった行動を起こしてみる。
部屋に帰ってからは、久し振りにテレビを見た。
「報道特集」と「新日曜美術館」。
偶然、どちらも戦争関連だった。
さあそろそろ寝ようかと言うときに、「東京マスメディア会議」なるものが始まって、ますます寝られなくなる。
テーマは「雑誌」。
様々なこだわり雑誌とその編集長が登場した。
好きなことを貫ける人は、やはりすばらしいと思った。
世間から見たらただの阿呆な子供だろうけども。
僕は、馬鹿にはなりたくないが、阿呆のままでいたいと思う。
そりゃあ、無理だわ。
◆ うちの父親の頭も読み取れるのか ◆
カラーコード。
知らんかった。というか、あんまり見かけないよね。
というか、これじゃ二次元バーコードだと気付かないんじゃない?
QRコードは良く見かけるし、利用もするけど。それは目立つからなわけで。
まあ、あれはあれで無愛想だって言うのもあるかもしれないけど。
デザインバーコード見たいな例もあるわけで。
ちなみに、このサイトのコメント欄が結構いいトコついてておもしろい。
◆ 大阪人、夜の東京を彷徨うの巻 ◆
すみませんでした。再開です。けど、時間軸はあまり進みません。
前回、オープニングディスカッションのことを書いたのですが、あまりの鬱加減に途中で放棄してしまったのです。
そこで、今回は番外編として、その中で印象に残った言葉を紹介していこうと思います。
先ずは、秋元康氏から。
「あまり取材はしない」
「良い脚本家は、なんでもないシーンでも一行で終わらせない」
「最大公約数の時代から、最小公倍数の時代へと移り変わっているように思う」
「何か書きたい『核』を見つけることと、『肌の感覚』を磨くことが大事」
「今年の秋には、AKB48が皆をびっくりさせるよ」
「親父ギャグは、言葉と流行を知らないと言えない」
次に、林真理子氏。
「私も余り取材はしないが、女性雑誌の投稿コーナーはよく読むし、今の女性心理が見えてくる」
「(ケータイ小説が流行っているのは)本に対する咀嚼力のなさの表れではないか」
「私は、流行と、本当に自分が書きたいものをバランスよく持つようにしている」
「文章力があれば、大抵の世界で通用すると思う」
そして、眞木準氏。
「(言葉を探すのは)素潜りして、銛を持って突きに行く感覚」
「今は音から詩を作るが、昔は詩から音を作った。聖書にもそうある」
「今は、コピーに関しては、言文一緒くた。聞き言葉へと移っている」
「秋元さんや林さんみたいに、人間の負の部分を掘り下げることが出来るなどの能力がなければ、プロにはなれない」
「アンテナ能力を磨くことも大事」
最後に、井口典夫氏。
「自分の内面を出せば、それについていく時代」
「時代が人を作る時代から、人が時代を作る時代へ。考える人になって欲しい」
「活躍の場は山ほどあるが、それは自分で作らなければならない」
実は、このときのやり取りは一応ノート(俺帳)にとってあって、これもそれを見ながら書いてる。
俺帳は、ホテルに戻ってから、夜にふらっと買いに行ったもの。
メモじゃないけど、こういうの専用のノートを作ろうと急に思い立って。
で、途中、東大の駒場キャンパスに潜入して東大生の気分を味わってみたり、電柱の上のヒーロー(電気屋さん)を見物したりしながら、一時間ほど夜の駒場を徘徊した。
結局、ホテルから徒歩1分のローソンでノートを買うことにし、レジ待ちの間にレジ前の商品に手を出すという、消費者心理にはまりきった行動を起こしてみる。
部屋に帰ってからは、久し振りにテレビを見た。
「報道特集」と「新日曜美術館」。
偶然、どちらも戦争関連だった。
さあそろそろ寝ようかと言うときに、「東京マスメディア会議」なるものが始まって、ますます寝られなくなる。
テーマは「雑誌」。
様々なこだわり雑誌とその編集長が登場した。
好きなことを貫ける人は、やはりすばらしいと思った。
世間から見たらただの阿呆な子供だろうけども。
僕は、馬鹿にはなりたくないが、阿呆のままでいたいと思う。
2007/07/21
何にもいいと思えない
一人でいるとますますダメになりそうである。
◆ かわいそうに ◆
15 Unfortunately Placed Ads 。
直訳して、「15個の、かわいそうな場所の広告たち」。
こんなところに置かれたばっかりに。
しかし、なかなか秀逸である。
◆ 天下統一 ◆
ケータイ国盗り合戦。
ケータイの位置情報を使って、実際にその場に行くことで「各国」を「統一」していく。
もたもたしているうちに、もう始まっていた。
そういえば、山手線の吊り広告にあった気がする。
◆ かわいそうに ◆
15 Unfortunately Placed Ads 。
直訳して、「15個の、かわいそうな場所の広告たち」。
こんなところに置かれたばっかりに。
しかし、なかなか秀逸である。
◆ 天下統一 ◆
ケータイ国盗り合戦。
ケータイの位置情報を使って、実際にその場に行くことで「各国」を「統一」していく。
もたもたしているうちに、もう始まっていた。
そういえば、山手線の吊り広告にあった気がする。
2007/07/19
東京レポートその3
◆ 庶民、有名人を見て興奮の巻 ◆
二日目の朝、各地の台風レポートを見て迷う。
この日は、青山書く院大学のオープニングディスカッションがあった。
出発時間まで様子を窺うことにするが、風もそんなにないし、雨も小降りになってきたので出発。
青山学院大学は立地からしておしゃれであったが、キャンパス内の建物は比較的古いものが多く入り組んでおり、案内員がいなければ迷うところであった。
オープニングディスカッションは、宣伝会議編集長の田中里沙氏が進行役を務め、パネラーに秋元康氏、林真理子氏、眞木準氏、井本典夫氏が招かれていた。
そうそうたるメンバーである。
筆者、大阪出身大阪在住であるが、吉本の若手芸人しか実際に見たことがない。
いわゆる有名人を生で見るのはこれが初めてなので、興奮する。
しかし、肝心の内容はメモを取りながら真剣に聞く。
ちなみに、講演の内容をメモにとるのは初めてのことである。進化。
テーマは、「言葉とクリエイティブ」。
秋元氏の、常にいろいろな人と接することでさまざまな言葉と出会える(氏は「刺さる」と表現されていた))という部分に共感。
自分一人では何も生み出せないというのは、箭内氏も言っていたことである。
ちなみに、林氏が「手で書くことが大事」といっていたが、これも後日同じ事を聞くことになる。
結局、大切なことは個人個人でそんなに違わないのかもしれない。
非常に満足した。
帰り道、渋谷を闊歩するも風雨に見舞われる。
避難先の喫茶店でキッシュなるものと運命の出会いを果たす。
今日はここまで。
なかなかテンションが上がらない。かなりやばい。
二日目の朝、各地の台風レポートを見て迷う。
この日は、青山書く院大学のオープニングディスカッションがあった。
出発時間まで様子を窺うことにするが、風もそんなにないし、雨も小降りになってきたので出発。
青山学院大学は立地からしておしゃれであったが、キャンパス内の建物は比較的古いものが多く入り組んでおり、案内員がいなければ迷うところであった。
オープニングディスカッションは、宣伝会議編集長の田中里沙氏が進行役を務め、パネラーに秋元康氏、林真理子氏、眞木準氏、井本典夫氏が招かれていた。
そうそうたるメンバーである。
筆者、大阪出身大阪在住であるが、吉本の若手芸人しか実際に見たことがない。
いわゆる有名人を生で見るのはこれが初めてなので、興奮する。
しかし、肝心の内容はメモを取りながら真剣に聞く。
ちなみに、講演の内容をメモにとるのは初めてのことである。進化。
テーマは、「言葉とクリエイティブ」。
秋元氏の、常にいろいろな人と接することでさまざまな言葉と出会える(氏は「刺さる」と表現されていた))という部分に共感。
自分一人では何も生み出せないというのは、箭内氏も言っていたことである。
ちなみに、林氏が「手で書くことが大事」といっていたが、これも後日同じ事を聞くことになる。
結局、大切なことは個人個人でそんなに違わないのかもしれない。
非常に満足した。
帰り道、渋谷を闊歩するも風雨に見舞われる。
避難先の喫茶店でキッシュなるものと運命の出会いを果たす。
今日はここまで。
なかなかテンションが上がらない。かなりやばい。
2007/07/18
東京レポートその2
◆ 学生、社会を知り打ちひしがれるの巻 ◆
学士会館に着いて、先に来ていた研究室の方々とご挨拶。
「三回生です」と告げると、みんなは「えらいね~」とお世辞を言ってくれた。
初めの方は受付及び大学グッズ即販会を手伝って、てんやわんやだった。
暫くして会場に入ると、いきなり知らないOBに絡まれる。
日本の現状について、表面から見てるだけじゃダメだ、歴史を含めた背景を知らにゃいかんと、なるほど納得なお話をされた。
そして、「オススメの本を紹介してやる、メモ持ってるか?」と聞かれ、「あ、持ってないです」と答えると、「そりゃあダメだ。メモくらい持っとかんと」と怒られた。
結局、書名(『赤い盾』と言う本だった)を書いたメモをもらったのだが、これからはメモを持ち歩く癖をつけようと思う。
そして、ついに教授から電通の方を紹介される。
その方は営業をなさっていて、色々なお話を伺った。
広告はドメスティックなものであること。だから、カンヌで賞を取ったからといって日本でも良い広告とは言えないということ。そもそも大事なのは賞を取れるかどうかではなく(それを基準にしている人もいるが)、自分の納得できる広告を作れるかどうかだということ。消費が伸び悩む日本国内の広告産業は斜陽であること。インターネット広告が伸びていると言っても、それはマス広告の減少分を埋め合わせるに過ぎないこと。一方、中国市場は成長が期待できるので、地元企業と提携した戦略を展開中であること。営業と言う仕事はクライアントと制作側の間を取り繕い、依頼からプレゼンまでやる、チームのまとめ役みたいなものだということ。などなど。
しかし、運悪く話の途中で「文学部の変遷」みたいなスライドが流れ出して、気付いたら他の人と話してた。
その後も受付の手伝いで忙しくなりなかなか話す時間がなかったのだが、二次会にも来ると教授が言ってたので、そのときに話すことにした。
しかし、二次会には来なかった。
先輩から「名刺もらったか?」と聞かれ、そのとき初めて、名刺をもらい忘れたのに気が付いた。
というか、名詞と言う概念がすっぽり抜け落ちていた。
名刺をもらわなければ何の意味もないことを知った。
大きな失態である。かなり凹んだ。
しかし、現時点でコネもないのに現役電通社員(しかも部長である)と接触できた三回生は恐らく私だけだ。そして、実際に会って話をすることも出来たし、教授のツテでまた連絡は取れるはずだ。それに、今回のことは教訓として今後に活かしていけばいい。
と、かなり都合のいいように解釈した。と言うか、そうしなければ立ち直れそうになかった。
二次会は研究室の同窓会だったのだが、年の近い方が多くて、そこでも色々な話を聞けた。
営業、特に広告は成功すればいいけど、失敗したら「広告費は払わない」と言われる場合もあるかも知れない。その時は土下座までしなければならないかもしれない。その覚悟はあるのか?
と、いきなりプレッシャーをかけられ潰されかけた。
しかし、実際にそういう圧迫面接もあるらしいし、その先輩(〒)はそのときいかにその業界が好きかを10分くらい熱く語ったらしい。
つまり、どれだけその業界を好きでいられるかが大切だということを学んだ。
他にも、実際に面接をした先輩の話や、マスコミ目指す人が集まるゼミの話とかを聞けた。
ホテルへ行く際、色々あってタクシーに乗った。
関西弁だったからか、「お客さん、大阪?」と聞かれ、適当に相槌を打った。
スーツだったので社会人と思われたらしく、「大阪はどうですか?」と聞かれた。
いちいち訂正するのも面倒なので、「まあ…、良くはないですねぇ」と適当に答えた。
「東京は初めて?」「まあ、そうですねえ」
すると、その運転手は自分の生い立ちを急に語り始めた。
九州出身で、その後大阪に転勤して三年前まで大阪で働いていたが企業が倒産し、大阪で新しい働き口も見つからず、東京に来たらしい。
その運転手は、大阪にいたときは大して不況を感じなかったらしいが、あるとき、建設用クレーンが立ち並ぶ東京の風景をテレビで見て、こりゃ大阪はダメだと感じたらしい。
つまり、広い視野で物事を見ろと言うことなのだろう。
大阪しか知らない私に対する忠告だったのだろう。
「大阪じゃいかに安いかが基準でしょ?東京じゃ逆に、いかに高いかが基準になる。その違いかもしれませんねえ。」
この言葉の意味する所を詳しくは聞けなかったが、何かのヒントが隠されているかもしれない。後で考察することにしよう。
「私の後ろで、片手で10億とか動かしてやがるんですよ。私の存在は目に入らないんですかねえ。」
日本社会の歪みを垣間見た気がした。
学士会館に着いて、先に来ていた研究室の方々とご挨拶。
「三回生です」と告げると、みんなは「えらいね~」とお世辞を言ってくれた。
初めの方は受付及び大学グッズ即販会を手伝って、てんやわんやだった。
暫くして会場に入ると、いきなり知らないOBに絡まれる。
日本の現状について、表面から見てるだけじゃダメだ、歴史を含めた背景を知らにゃいかんと、なるほど納得なお話をされた。
そして、「オススメの本を紹介してやる、メモ持ってるか?」と聞かれ、「あ、持ってないです」と答えると、「そりゃあダメだ。メモくらい持っとかんと」と怒られた。
結局、書名(『赤い盾』と言う本だった)を書いたメモをもらったのだが、これからはメモを持ち歩く癖をつけようと思う。
そして、ついに教授から電通の方を紹介される。
その方は営業をなさっていて、色々なお話を伺った。
広告はドメスティックなものであること。だから、カンヌで賞を取ったからといって日本でも良い広告とは言えないということ。そもそも大事なのは賞を取れるかどうかではなく(それを基準にしている人もいるが)、自分の納得できる広告を作れるかどうかだということ。消費が伸び悩む日本国内の広告産業は斜陽であること。インターネット広告が伸びていると言っても、それはマス広告の減少分を埋め合わせるに過ぎないこと。一方、中国市場は成長が期待できるので、地元企業と提携した戦略を展開中であること。営業と言う仕事はクライアントと制作側の間を取り繕い、依頼からプレゼンまでやる、チームのまとめ役みたいなものだということ。などなど。
しかし、運悪く話の途中で「文学部の変遷」みたいなスライドが流れ出して、気付いたら他の人と話してた。
その後も受付の手伝いで忙しくなりなかなか話す時間がなかったのだが、二次会にも来ると教授が言ってたので、そのときに話すことにした。
しかし、二次会には来なかった。
先輩から「名刺もらったか?」と聞かれ、そのとき初めて、名刺をもらい忘れたのに気が付いた。
というか、名詞と言う概念がすっぽり抜け落ちていた。
名刺をもらわなければ何の意味もないことを知った。
大きな失態である。かなり凹んだ。
しかし、現時点でコネもないのに現役電通社員(しかも部長である)と接触できた三回生は恐らく私だけだ。そして、実際に会って話をすることも出来たし、教授のツテでまた連絡は取れるはずだ。それに、今回のことは教訓として今後に活かしていけばいい。
と、かなり都合のいいように解釈した。と言うか、そうしなければ立ち直れそうになかった。
二次会は研究室の同窓会だったのだが、年の近い方が多くて、そこでも色々な話を聞けた。
営業、特に広告は成功すればいいけど、失敗したら「広告費は払わない」と言われる場合もあるかも知れない。その時は土下座までしなければならないかもしれない。その覚悟はあるのか?
と、いきなりプレッシャーをかけられ潰されかけた。
しかし、実際にそういう圧迫面接もあるらしいし、その先輩(〒)はそのときいかにその業界が好きかを10分くらい熱く語ったらしい。
つまり、どれだけその業界を好きでいられるかが大切だということを学んだ。
他にも、実際に面接をした先輩の話や、マスコミ目指す人が集まるゼミの話とかを聞けた。
ホテルへ行く際、色々あってタクシーに乗った。
関西弁だったからか、「お客さん、大阪?」と聞かれ、適当に相槌を打った。
スーツだったので社会人と思われたらしく、「大阪はどうですか?」と聞かれた。
いちいち訂正するのも面倒なので、「まあ…、良くはないですねぇ」と適当に答えた。
「東京は初めて?」「まあ、そうですねえ」
すると、その運転手は自分の生い立ちを急に語り始めた。
九州出身で、その後大阪に転勤して三年前まで大阪で働いていたが企業が倒産し、大阪で新しい働き口も見つからず、東京に来たらしい。
その運転手は、大阪にいたときは大して不況を感じなかったらしいが、あるとき、建設用クレーンが立ち並ぶ東京の風景をテレビで見て、こりゃ大阪はダメだと感じたらしい。
つまり、広い視野で物事を見ろと言うことなのだろう。
大阪しか知らない私に対する忠告だったのだろう。
「大阪じゃいかに安いかが基準でしょ?東京じゃ逆に、いかに高いかが基準になる。その違いかもしれませんねえ。」
この言葉の意味する所を詳しくは聞けなかったが、何かのヒントが隠されているかもしれない。後で考察することにしよう。
「私の後ろで、片手で10億とか動かしてやがるんですよ。私の存在は目に入らないんですかねえ。」
日本社会の歪みを垣間見た気がした。
2007/07/17
東京レポートその1
この3日間、東京に行ってた。
mixiでは中継がてらちょこちょこアップしていたのだが、こちらの更新を忘れていた。
ていうか、ケータイからの更新方法を知らなかった。
よって、今日から更新頻度アップとネタ稼ぎを兼ねて、数回に分けて東京レポートを掲載する。
◆ 大阪人、東京に圧倒されるの巻 ◆
朝早くてどこも何もやってないので、山の手線に乗り、博報堂本社ビルを訪ねる。
いや、正確には「本社ビル」ではなくて、「本社が入っているビル」だったのだが。
夏にまた、ここに行こう。
その後、銀座にADC展(会員作品)を見に行った。
一般のほうは会場が休館日だったので、見に行けなかった。
勝手な判断だが、「和」を意識した作品が多いように感じられた。
「和」は、もちろん「日本風」と言う意味でもあるし、「和み」の意味でもある。
これは保守的な傾向だと思われる。
もちろん、勉強不足の僕なぞADC展の過去の傾向なんて知らないわけだが。
革新的でびっくりするようなデザインより、確かに新しいけど保守的で、どこか安心させるデザインが受け入れられやすいのだと感じた。
ちなみに、浅葉さんのが個人的に一番好きだった。
一般作品も見たいので、大阪展もぜひ見に行こうと思う。
その後、渋谷や原宿、表参道を歩き回った。
先ず感じたのが、情報量の圧倒的な多さ。
文字、ポスター、映像、音。
あらゆる情報が五感を絶えず刺激する。
世の中には、こんなに情報が溢れていたのか。
大阪にいてはとてもじゃないが感じられない、「情報化時代」を体感した。
また、情報媒体の多様さにも驚かされた。
先ず、山手線の中で見たモニター広告(?)。
あんな広告見たことない。
しかも、電車ジャックするくらい大々的にDoCoMoが宣伝しているとは思わなかった。
だがモニターを見ている人が少なかったあたり、あまり宣伝効果は高いとはいえなさそうだ。
だが、つい見てしまうので、コストは掛かるが、吊り広告よりは有効な手段にはなりうるだろう。
次に、渋谷のタッチパネル式案内板。
なるほど、これを使えば、目的地にあわせた広告を掲載することで、ターゲットを絞った宣伝戦略を展開することが出来る。
しかも、QRコードや非接触式ICカードを使ってクーポンの発行等も出来る。
調べて見たところ、電子地図案内板として一年前くらいに出来たらしいのだが、そこから広まっていないあたり、利便性かコストかで問題があるのだろうか。
ただ、将来性が見込めそうな媒体ではある。
そして僕は、様々なOBが集う文学部同窓会へ向かった。
mixiでは中継がてらちょこちょこアップしていたのだが、こちらの更新を忘れていた。
ていうか、ケータイからの更新方法を知らなかった。
よって、今日から更新頻度アップとネタ稼ぎを兼ねて、数回に分けて東京レポートを掲載する。
◆ 大阪人、東京に圧倒されるの巻 ◆
朝早くてどこも何もやってないので、山の手線に乗り、博報堂本社ビルを訪ねる。
いや、正確には「本社ビル」ではなくて、「本社が入っているビル」だったのだが。
夏にまた、ここに行こう。
その後、銀座にADC展(会員作品)を見に行った。
一般のほうは会場が休館日だったので、見に行けなかった。
勝手な判断だが、「和」を意識した作品が多いように感じられた。
「和」は、もちろん「日本風」と言う意味でもあるし、「和み」の意味でもある。
これは保守的な傾向だと思われる。
もちろん、勉強不足の僕なぞADC展の過去の傾向なんて知らないわけだが。
革新的でびっくりするようなデザインより、確かに新しいけど保守的で、どこか安心させるデザインが受け入れられやすいのだと感じた。
ちなみに、浅葉さんのが個人的に一番好きだった。
一般作品も見たいので、大阪展もぜひ見に行こうと思う。
その後、渋谷や原宿、表参道を歩き回った。
先ず感じたのが、情報量の圧倒的な多さ。
文字、ポスター、映像、音。
あらゆる情報が五感を絶えず刺激する。
世の中には、こんなに情報が溢れていたのか。
大阪にいてはとてもじゃないが感じられない、「情報化時代」を体感した。
また、情報媒体の多様さにも驚かされた。
先ず、山手線の中で見たモニター広告(?)。
あんな広告見たことない。
しかも、電車ジャックするくらい大々的にDoCoMoが宣伝しているとは思わなかった。
だがモニターを見ている人が少なかったあたり、あまり宣伝効果は高いとはいえなさそうだ。
だが、つい見てしまうので、コストは掛かるが、吊り広告よりは有効な手段にはなりうるだろう。
次に、渋谷のタッチパネル式案内板。
なるほど、これを使えば、目的地にあわせた広告を掲載することで、ターゲットを絞った宣伝戦略を展開することが出来る。
しかも、QRコードや非接触式ICカードを使ってクーポンの発行等も出来る。
調べて見たところ、電子地図案内板として一年前くらいに出来たらしいのだが、そこから広まっていないあたり、利便性かコストかで問題があるのだろうか。
ただ、将来性が見込めそうな媒体ではある。
そして僕は、様々なOBが集う文学部同窓会へ向かった。
2007/07/12
積極のススメ
◆ マスコミ講座まとめ ◆
5月終わりから、某セミナー主催のマスコミ講座を受けていた。
週一回二時間が10回弱くらい。得たものはかなりあったと思う。
今後の為にも、ここにその成果を記しておこう。
・やるべきこと
→先ずは自己分析。自己分析は、とりあえず自分の長所・短所を挙げてみる。そして、それにまつわるエピソードを探す。エピソードはなるべく具体的に。
次に、情報収集。常にアンテナを伸ばし、何事にも興味を持って接するようにすることが大事。時事情報は新聞で仕入れる。新聞はなるべく毎日読むことが喜ばしい。もちろん、テレビも見る。更に、『日経エンターテイメント』や『広告批評』などの雑誌も読んだほうが良い。
このように普段からあらゆる情報に接し、整理することで、引き出しをたくさん作っておく。ひいてはそれが、ESや面接のネタになる。夏休み中にはSPI対策まで手を付けられればなお良い。
・ESの書き方
→この講義が始まる直前に朝日広告社のインターンに応募していて、そのESを見せた。ボロッかすだった。当然、書類落ちした。文章を書くのは苦ではない、むしろ好きなほうだが、何せ普通すぎた。そこで、それからはどうしたら独創的なものになるかを色々こねくり回して考えていた。しかし、その後の講義でそれは必ずしも正しくないと思った。伝わればよいのだ。むしろ、こねくり回して何が言いたいのか分からなくなるのが一番いけないと知った。その講義では宿題でESの練習があり、添削してもらったのだが、こちらもボロッかすだった。具体性がない、淡々としている、説明に終わっている、字が小さい、といった指摘が並んでいた。悲しくなったが、これを糧にして頑張ろうと奮い立たせた。何とかウケようとこねくり回した博報堂のインターンのESも、素直に書き直した。具体的に、起承転結を付けて、字も濃く大きく。ウケ狙いはキャッチコピーのほうで頑張ったから良いのだ、と割り切った。さあ、吉と出るか凶と出るか。
・現場の話
→実際に現場で働いてらっしゃる方が講義してくださった。
例えば現役テレビプロデューサー(「情熱大陸」を手がけているらしい)の方は、マスコミ業界の楽しさを熱く語ってくれた。本当に、楽しそうだった。やはりこの業界に入りたいと思った。
また、別の現役のテレビ業界人(「ワールドビジネスサテライト」の製作チームらしい)の方も仰っていたのが、分析力の大切さ。マスコミ業界では分析力と先見性が大切らしいのだが、現段階の学生に先見性はあまり求められていないとのこと。では何が求められているのかと言うと、物事を分析する力。そのときの講義では実際に、任天堂の「Wii」がなぜ売れたのかを受講生が分析し、自分が思いつかなかった視点や発想に刺激を受けた。
・内定者の話
→初日にMBSの内定者、最終日には博報堂の内定者からお話を伺う機会があった。ちなみに、両者とも女性。どちらも自らの就職体験談をお話した後、質疑応答の時間が設けられた。
MBSの方は、とにかく機会があればなんでも利用してみてくださいとのこと。即ち、積極性が大事だということであった。しかし僕は積極性のかけらもなく、一つも質問出来ずに終わり、その日は独り肩を落として家路に着くことになる。ちなみに、先ほどの朝日広告社のESを見てもらったのもこの方であり、それぞれのお題にキャッチコピーをつければよいのではとアドバイスを受けた。つまり、初めに何が言いたいのかを印象的に言うということである。その点は、博報堂のESでも参考にさせてもらった。
博報堂の方は、電通と博報堂の違いとインターンについて、二点質問させてもらった。ここ、成長点。彼女曰く、電通は「みんなを電通色に染める感じ、みんなが電通と言う組織に入っていく感じ」なのに対し、博報堂は「それぞれ自由で個性的な社員の集まり」だそう。なるほど。インターンにも参加されたらしく、期間中は社員と、と言うよりも、同期と飲みに行くなどの交流が主だったらしい。インターンの一次面接は5分程度で、1分の自己PRの後は面接と言うよりかは会話をする感じ。二次面接で志望動機などを聞かれたあとは、グループディスカッションだったらしい。好きなCMや広告は他社のものを言っても別にかまわないそうで、そこで特にツッコミが入ることはないとのこと。また、面接のときは良いところをアピールするのに力が入りすぎるのはダメで、ある意味悪いところをさらけ出していくくらいの勇気や冷静さがないとダメだと。本採用はインターン枠と言うのがあるそうで、そこから12月~1月にかけて内定をもらったらしい。やはり、インターン参加は一つの大きな鍵になる。本採用の一次面接は圧迫面接だったそうで、終わった後はダメだと思って泣いてしまったらしい。彼女の周りでは、この人は博報堂っぽいなという人が落ちたらしく、それは逆に言うと個性がないのではないか、という風に分析しておられた。なるほど其の弐。
・1分自己PR
→最終日、即ち今日突然実施された。みんなの前で1分時間を計って、自己PR。
話がまとまらず1分を少しオーバーした上、焦りもあって悪い癖が出てしまった。このときのために集団授業のバイトをしているのに、何にもならなくて落ち込む。もっと磨いていかねば。
それと、他の人のを聞いていて、ネタに関わらず(新興宗教に引っかかって云々からサークルで頑張った話まで)、やはり面白い人とそうでない人がいる。面白くない人と言うのは、話の筋が見えていて、それでいて流れが単純、平坦、冗長。面白い人と言うのは、ちゃんと話の流れに起承転結があって、聞いているこっちをわくわくさせる。そして何より、話している本人が楽しそうであった。
幸い、僕は週に二回、中学生ではあるが人前で話す機会があるので、これを期にその辺を意識してやってみようと思う。
・資料
→以上の精神的なもののほかに、物理的な成果もあった。
先ずは、マスコミ各社のエントリーシートのコピー。様々な形式のものが見れて楽しい。新聞・出版社系は長く書かせるものが多く、放送・広告はクリエイティブの比率が高かった。
次に、時事問題集。講師の方の自作だが、なんと全部で2000問以上あり、かなりの手ごたえ。ぱらぱらっと見ただけでも3わりくらい分からないところがあったので、時間を見つけてこれを解いてみようと思う。
もちろん、ほかに様々な資料をもらった。
以上、長くなったが、今回受けたマスコミ就職講座のまとめである。
毎週凹みに行ってたようなものだったが、凹んだ分を取り返したような気はする。いや、実際まだ足りないような気もするけど。
とにもかくにも、この講座で学んだのが積極性の大切さ。
当たり前のことだが、この当たり前が出来ていなかったことを思い知らされたのは非常に良かった。
おかげで、少し前に比べれば、だいぶ積極的になった気はする。元が元だから見た目変わらんかもしれんが。
博報堂のインターンに行けますように。
5月終わりから、某セミナー主催のマスコミ講座を受けていた。
週一回二時間が10回弱くらい。得たものはかなりあったと思う。
今後の為にも、ここにその成果を記しておこう。
・やるべきこと
→先ずは自己分析。自己分析は、とりあえず自分の長所・短所を挙げてみる。そして、それにまつわるエピソードを探す。エピソードはなるべく具体的に。
次に、情報収集。常にアンテナを伸ばし、何事にも興味を持って接するようにすることが大事。時事情報は新聞で仕入れる。新聞はなるべく毎日読むことが喜ばしい。もちろん、テレビも見る。更に、『日経エンターテイメント』や『広告批評』などの雑誌も読んだほうが良い。
このように普段からあらゆる情報に接し、整理することで、引き出しをたくさん作っておく。ひいてはそれが、ESや面接のネタになる。夏休み中にはSPI対策まで手を付けられればなお良い。
・ESの書き方
→この講義が始まる直前に朝日広告社のインターンに応募していて、そのESを見せた。ボロッかすだった。当然、書類落ちした。文章を書くのは苦ではない、むしろ好きなほうだが、何せ普通すぎた。そこで、それからはどうしたら独創的なものになるかを色々こねくり回して考えていた。しかし、その後の講義でそれは必ずしも正しくないと思った。伝わればよいのだ。むしろ、こねくり回して何が言いたいのか分からなくなるのが一番いけないと知った。その講義では宿題でESの練習があり、添削してもらったのだが、こちらもボロッかすだった。具体性がない、淡々としている、説明に終わっている、字が小さい、といった指摘が並んでいた。悲しくなったが、これを糧にして頑張ろうと奮い立たせた。何とかウケようとこねくり回した博報堂のインターンのESも、素直に書き直した。具体的に、起承転結を付けて、字も濃く大きく。ウケ狙いはキャッチコピーのほうで頑張ったから良いのだ、と割り切った。さあ、吉と出るか凶と出るか。
・現場の話
→実際に現場で働いてらっしゃる方が講義してくださった。
例えば現役テレビプロデューサー(「情熱大陸」を手がけているらしい)の方は、マスコミ業界の楽しさを熱く語ってくれた。本当に、楽しそうだった。やはりこの業界に入りたいと思った。
また、別の現役のテレビ業界人(「ワールドビジネスサテライト」の製作チームらしい)の方も仰っていたのが、分析力の大切さ。マスコミ業界では分析力と先見性が大切らしいのだが、現段階の学生に先見性はあまり求められていないとのこと。では何が求められているのかと言うと、物事を分析する力。そのときの講義では実際に、任天堂の「Wii」がなぜ売れたのかを受講生が分析し、自分が思いつかなかった視点や発想に刺激を受けた。
・内定者の話
→初日にMBSの内定者、最終日には博報堂の内定者からお話を伺う機会があった。ちなみに、両者とも女性。どちらも自らの就職体験談をお話した後、質疑応答の時間が設けられた。
MBSの方は、とにかく機会があればなんでも利用してみてくださいとのこと。即ち、積極性が大事だということであった。しかし僕は積極性のかけらもなく、一つも質問出来ずに終わり、その日は独り肩を落として家路に着くことになる。ちなみに、先ほどの朝日広告社のESを見てもらったのもこの方であり、それぞれのお題にキャッチコピーをつければよいのではとアドバイスを受けた。つまり、初めに何が言いたいのかを印象的に言うということである。その点は、博報堂のESでも参考にさせてもらった。
博報堂の方は、電通と博報堂の違いとインターンについて、二点質問させてもらった。ここ、成長点。彼女曰く、電通は「みんなを電通色に染める感じ、みんなが電通と言う組織に入っていく感じ」なのに対し、博報堂は「それぞれ自由で個性的な社員の集まり」だそう。なるほど。インターンにも参加されたらしく、期間中は社員と、と言うよりも、同期と飲みに行くなどの交流が主だったらしい。インターンの一次面接は5分程度で、1分の自己PRの後は面接と言うよりかは会話をする感じ。二次面接で志望動機などを聞かれたあとは、グループディスカッションだったらしい。好きなCMや広告は他社のものを言っても別にかまわないそうで、そこで特にツッコミが入ることはないとのこと。また、面接のときは良いところをアピールするのに力が入りすぎるのはダメで、ある意味悪いところをさらけ出していくくらいの勇気や冷静さがないとダメだと。本採用はインターン枠と言うのがあるそうで、そこから12月~1月にかけて内定をもらったらしい。やはり、インターン参加は一つの大きな鍵になる。本採用の一次面接は圧迫面接だったそうで、終わった後はダメだと思って泣いてしまったらしい。彼女の周りでは、この人は博報堂っぽいなという人が落ちたらしく、それは逆に言うと個性がないのではないか、という風に分析しておられた。なるほど其の弐。
・1分自己PR
→最終日、即ち今日突然実施された。みんなの前で1分時間を計って、自己PR。
話がまとまらず1分を少しオーバーした上、焦りもあって悪い癖が出てしまった。このときのために集団授業のバイトをしているのに、何にもならなくて落ち込む。もっと磨いていかねば。
それと、他の人のを聞いていて、ネタに関わらず(新興宗教に引っかかって云々からサークルで頑張った話まで)、やはり面白い人とそうでない人がいる。面白くない人と言うのは、話の筋が見えていて、それでいて流れが単純、平坦、冗長。面白い人と言うのは、ちゃんと話の流れに起承転結があって、聞いているこっちをわくわくさせる。そして何より、話している本人が楽しそうであった。
幸い、僕は週に二回、中学生ではあるが人前で話す機会があるので、これを期にその辺を意識してやってみようと思う。
・資料
→以上の精神的なもののほかに、物理的な成果もあった。
先ずは、マスコミ各社のエントリーシートのコピー。様々な形式のものが見れて楽しい。新聞・出版社系は長く書かせるものが多く、放送・広告はクリエイティブの比率が高かった。
次に、時事問題集。講師の方の自作だが、なんと全部で2000問以上あり、かなりの手ごたえ。ぱらぱらっと見ただけでも3わりくらい分からないところがあったので、時間を見つけてこれを解いてみようと思う。
もちろん、ほかに様々な資料をもらった。
以上、長くなったが、今回受けたマスコミ就職講座のまとめである。
毎週凹みに行ってたようなものだったが、凹んだ分を取り返したような気はする。いや、実際まだ足りないような気もするけど。
とにもかくにも、この講座で学んだのが積極性の大切さ。
当たり前のことだが、この当たり前が出来ていなかったことを思い知らされたのは非常に良かった。
おかげで、少し前に比べれば、だいぶ積極的になった気はする。元が元だから見た目変わらんかもしれんが。
博報堂のインターンに行けますように。
2007/07/11
批判CMについて一考
◆ 予告通り ◆
昨日言ってたやつ。
先ずは、1984年のスーパーボウルのときに流れたアップルコンピュータ(現アップル)の伝説のCM。
オーウェルの『1984』(「ビッグブラザー」が世界を支配する云々は聞いたことあると思う)が元になってるヤツだけど、これのパロディが最近アメリカで流れてるらしい。
そう、オバマ陣営のアメリカ大統領選挙用CM。
ビッグブラザー=ヒラリー・クリントンって言う構図で、ヒラリー側の手法を批判している。
アメリカの選挙用CMって専ら相手陣営を批判するものが多いらしくて、まあそれはそれで面白いんだろうけども、日本人からすればなんだかなあって感じ。
で、この前講義のときに見せてくれたものはアメリカの選挙用CMを巡る現状の特集で、それによると、批判CMが横行する現状を非難する動きもあるみたいだけど、やはり民衆に受け入れられやすいのは分かりやすい批判CMだということ。
自己を上げるより、他人を貶める方が楽だし、効果もあるということか。
だけど、そんな消極的なことしか出来ないっていうのも悲しい。
一方で、新興国でずっと競争原理にさらされ続けてきたアメリカにとって、相手を蹴落とし自分がのし上がるというのは至って普通なことなのかもしれない。
対照的に日本は競争を忌み嫌う傾向があるから、こんな考えになるのだろう。
最近のMacのCM(ラーメンズが出てるやつ。個人的には好き。)やDoCoMoの「さて、そろそろ反撃していいですか」のCMがあまり好かれないのも、きっとこの辺なんだろうな。
あんまりガツガツされるのも嫌だけど、大人な感じで鎬を削って欲しい。
ちなみに、ヒラリー批判のパロディCMのパロディもあった。出来は悪いけど。
昨日言ってたやつ。
先ずは、1984年のスーパーボウルのときに流れたアップルコンピュータ(現アップル)の伝説のCM。
オーウェルの『1984』(「ビッグブラザー」が世界を支配する云々は聞いたことあると思う)が元になってるヤツだけど、これのパロディが最近アメリカで流れてるらしい。
そう、オバマ陣営のアメリカ大統領選挙用CM。
ビッグブラザー=ヒラリー・クリントンって言う構図で、ヒラリー側の手法を批判している。
アメリカの選挙用CMって専ら相手陣営を批判するものが多いらしくて、まあそれはそれで面白いんだろうけども、日本人からすればなんだかなあって感じ。
で、この前講義のときに見せてくれたものはアメリカの選挙用CMを巡る現状の特集で、それによると、批判CMが横行する現状を非難する動きもあるみたいだけど、やはり民衆に受け入れられやすいのは分かりやすい批判CMだということ。
自己を上げるより、他人を貶める方が楽だし、効果もあるということか。
だけど、そんな消極的なことしか出来ないっていうのも悲しい。
一方で、新興国でずっと競争原理にさらされ続けてきたアメリカにとって、相手を蹴落とし自分がのし上がるというのは至って普通なことなのかもしれない。
対照的に日本は競争を忌み嫌う傾向があるから、こんな考えになるのだろう。
最近のMacのCM(ラーメンズが出てるやつ。個人的には好き。)やDoCoMoの「さて、そろそろ反撃していいですか」のCMがあまり好かれないのも、きっとこの辺なんだろうな。
あんまりガツガツされるのも嫌だけど、大人な感じで鎬を削って欲しい。
ちなみに、ヒラリー批判のパロディCMのパロディもあった。出来は悪いけど。
2007/07/10
いつもタイトルで迷う←と書いて誤魔化す
サークルのTシャツが出来上がった。
実質的に、自分名義の作品第一号。
プリントがやっぱり安物ぽくて、もうなんなんだけど、大事にしようと思う。
素直に、嬉しい。
今日、メディア学の講義で面白い動画発見した。次に紹介する。
◆ ことのは ◆
本日7月9日付朝日新聞朝刊。
集英社文庫、夏恒例の「ナツイチ」フェアの全面広告。
水色と白の涼しいストライプ。
中央に短い詩が紡がれ、右上に蒼井優が控え目に配置されている。
その詩の初めの一節。
「ただ言葉がならんでいるだけなのに
それは涙をこぼさせる
それは温かかったりする」
ぐっと来た。
ナツイチのHPでは、蒼井優主演の超短編映画、「ことのは」も公開されている。
対照的に、昨日(?)載ってた新潮社文庫の「2007 新潮文庫の100冊」キャンペーンの全面広告。
全面黄色で、あのパンダ(Yonda?くん)がサーフィンしながら文庫を読みふけっている。
分かりやすい対比が面白い。
ちなみに、僕はナツイチ派。
(*新潮社の画像はwebで配布の壁紙)
◆ 水 ◆
同出典。
Coca Cola "We ♡ Water Planet"キャンペーンの全面広告。
「地球って、水の星なんだ」
キャンペーンに伴う、世界中(主に日本)での環境活動を紹介。
先週載ってた、unicefの「4億人の子供達が、水には色が付いていると思っている」にも衝撃を受けたばかり。
佐々木酒造を訪れた際も、洛内には美味しい水が湧いてるから美味しい日本酒が作れると聞いた。
近頃のキーワードは、水。
企業が積極的に環境対策をアピールする時代。
逆に言うと、まだアピールできる時代。
アピールできない時代が来て欲しい。切に願う。
◆ おまK ◆
同出典。
ANAでボーイング787就航の全面広告。
「WE
FLY
1st.
787!」
世界で一番らしい。
真っ青なバックに、潔いほど白く大きなキャッチ。
気持ち良い。
実質的に、自分名義の作品第一号。
プリントがやっぱり安物ぽくて、もうなんなんだけど、大事にしようと思う。
素直に、嬉しい。
今日、メディア学の講義で面白い動画発見した。次に紹介する。
◆ ことのは ◆
本日7月9日付朝日新聞朝刊。
集英社文庫、夏恒例の「ナツイチ」フェアの全面広告。
水色と白の涼しいストライプ。
中央に短い詩が紡がれ、右上に蒼井優が控え目に配置されている。
その詩の初めの一節。
「ただ言葉がならんでいるだけなのに
それは涙をこぼさせる
それは温かかったりする」
ぐっと来た。
ナツイチのHPでは、蒼井優主演の超短編映画、「ことのは」も公開されている。
対照的に、昨日(?)載ってた新潮社文庫の「2007 新潮文庫の100冊」キャンペーンの全面広告。
全面黄色で、あのパンダ(Yonda?くん)がサーフィンしながら文庫を読みふけっている。
分かりやすい対比が面白い。
ちなみに、僕はナツイチ派。
(*新潮社の画像はwebで配布の壁紙)
◆ 水 ◆
同出典。
Coca Cola "We ♡ Water Planet"キャンペーンの全面広告。
「地球って、水の星なんだ」
キャンペーンに伴う、世界中(主に日本)での環境活動を紹介。
先週載ってた、unicefの「4億人の子供達が、水には色が付いていると思っている」にも衝撃を受けたばかり。
佐々木酒造を訪れた際も、洛内には美味しい水が湧いてるから美味しい日本酒が作れると聞いた。
近頃のキーワードは、水。
企業が積極的に環境対策をアピールする時代。
逆に言うと、まだアピールできる時代。
アピールできない時代が来て欲しい。切に願う。
◆ おまK ◆
同出典。
ANAでボーイング787就航の全面広告。
「WE
FLY
1st.
787!」
世界で一番らしい。
真っ青なバックに、潔いほど白く大きなキャッチ。
気持ち良い。
2007/07/08
久し振りによく寝た
◆ 省エネじゃなくて ◆
ず~っと。砂糖は脳エネ!
JR天王寺駅に張ってた。
語呂の良い、真っ直ぐなキャッチが印象的。
砂糖を科学する会の広告らしい。
今日から一日一匙。
◆ 涼宮ハルヒ ◆
昨日7月7日付朝日新聞朝刊の全面広告。
ハルヒ二期決定「私は、ここにいる」。
圧倒的な存在感。
今後の層拡大を狙ってのことか。
なぜなら、ハルヒのファン層と朝日新聞の読者層はあまり重ならないと思われるからだ。
朝日新聞でのライトノベルの広告はキノしか見たことがない。
ハルヒが国民的キャラクターになる日はくるのか。
◆ ぼったくり ◆
アホみたいに流行ってるのビリーズブートキャンプ。
生徒の中学校でも、授業で少し取り入れられたらしい。
1セットが約14700円。
モニターで5000円キャッシュバックを謳うところや、元から9800円で売ってるところもあるので、平均すると1セット約12000円。
5月だけでも約20万セット売れ、6月に来日してから更に売れたと考えると、今までで大体25万セット売り上げたとする。
合計すると、日本での売り上げは約3000000000円。
さんじゅうおくえん。
金欠の筆者にかなりのダメージ。
ところが、である。
ビリーのHPによると、税・サ抜きで1セット$39.95。
今日の円ドル為替相場は1円当たり$123.31だから、日本円に直すと1セット約4930円。
消費税が約8%で、輸送費が国際郵便を利用して約2000円だとすると、1セット約7300円で手に入る。
もしこれから買おう人って人は、公式HPから直接買うことをオススメする。
しかも、会員(30日間無料)になると10%オフなので、更にお得。
日本の消費者は、まだまだ賢くない。
ず~っと。砂糖は脳エネ!
JR天王寺駅に張ってた。
語呂の良い、真っ直ぐなキャッチが印象的。
砂糖を科学する会の広告らしい。
今日から一日一匙。
◆ 涼宮ハルヒ ◆
昨日7月7日付朝日新聞朝刊の全面広告。
ハルヒ二期決定「私は、ここにいる」。
圧倒的な存在感。
今後の層拡大を狙ってのことか。
なぜなら、ハルヒのファン層と朝日新聞の読者層はあまり重ならないと思われるからだ。
朝日新聞でのライトノベルの広告はキノしか見たことがない。
ハルヒが国民的キャラクターになる日はくるのか。
◆ ぼったくり ◆
アホみたいに流行ってるのビリーズブートキャンプ。
生徒の中学校でも、授業で少し取り入れられたらしい。
1セットが約14700円。
モニターで5000円キャッシュバックを謳うところや、元から9800円で売ってるところもあるので、平均すると1セット約12000円。
5月だけでも約20万セット売れ、6月に来日してから更に売れたと考えると、今までで大体25万セット売り上げたとする。
合計すると、日本での売り上げは約3000000000円。
さんじゅうおくえん。
金欠の筆者にかなりのダメージ。
ところが、である。
ビリーのHPによると、税・サ抜きで1セット$39.95。
今日の円ドル為替相場は1円当たり$123.31だから、日本円に直すと1セット約4930円。
消費税が約8%で、輸送費が国際郵便を利用して約2000円だとすると、1セット約7300円で手に入る。
もしこれから買おう人って人は、公式HPから直接買うことをオススメする。
しかも、会員(30日間無料)になると10%オフなので、更にお得。
日本の消費者は、まだまだ賢くない。
ブログだ、んぁ、そうだ、ブログを、ん、書くんだ。
◆ 友近の彼 ◆
ヘアシーダ直電LIVE ディランに訊け!
ディランに電話をしてあげてください。
一人コントの後の電話を待つ姿が、なんとも可愛いというか哀愁漂うというか共感を呼ぶというか。
ちなみに僕は、さっきつまみ食いしたチェリーパイが口の中に残っているので電話しませんでした。
ごめんね、ディラン。
◆ 失踪 ◆
土屋アンナ失踪。
P&Gの新製品バイラルらしいが。
キーワードは、「パラトリ」。
◆ 可視化 ◆
NEW TARGET. NEW DEMIO。
目に見える、広がり。
商品→タレント→消費者。
やっぱり、まだ限定効果モデルは生きているのか。
新しいモデルはそれと並存しているのか。それともその上にあるものなのか。
要勉強。
ヘアシーダ直電LIVE ディランに訊け!
ディランに電話をしてあげてください。
一人コントの後の電話を待つ姿が、なんとも可愛いというか哀愁漂うというか共感を呼ぶというか。
ちなみに僕は、さっきつまみ食いしたチェリーパイが口の中に残っているので電話しませんでした。
ごめんね、ディラン。
◆ 失踪 ◆
土屋アンナ失踪。
P&Gの新製品バイラルらしいが。
キーワードは、「パラトリ」。
◆ 可視化 ◆
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目に見える、広がり。
商品→タレント→消費者。
やっぱり、まだ限定効果モデルは生きているのか。
新しいモデルはそれと並存しているのか。それともその上にあるものなのか。
要勉強。
2007/07/07
ジャァパニィズゥ サァーキィ
◆ UNIQLOCK ◆
UNIQLOCK、世界へ。
世界中で、どこで、誰が貼ってるかがわかる。
すげー。
◆ 営業活動 ◆
京都日本酒マーケティング計画(仮称)、本格始動。
佐々木酒造に行ってきた。俳優・佐々木蔵之助さんの実家。
目的は、当プロジェクトへの協力取り付け。
僕は御付で行っただけだが、一応、初めての営業活動体験。
色々勉強になった。
話の切り出し方、自分達が何をしたいか、そちらに何をして欲しいか、協力の中身は、費用は。
その辺を上手いこと伝えていかないといけない。
こっちの伝えたいことと、向こうが伝えて欲しいことを上手くマッチさせていかなければいけない。
その難しさを知った。
仲介してくれた酒屋さんの助け舟がなかったら危ないところだった。
しかし、兎にも角にも協力を受諾してくれた。よかった。
佐々木さんから日本酒について色々レクチャーしてもらったが、そのことは後日。
UNIQLOCK、世界へ。
世界中で、どこで、誰が貼ってるかがわかる。
すげー。
◆ 営業活動 ◆
京都日本酒マーケティング計画(仮称)、本格始動。
佐々木酒造に行ってきた。俳優・佐々木蔵之助さんの実家。
目的は、当プロジェクトへの協力取り付け。
僕は御付で行っただけだが、一応、初めての営業活動体験。
色々勉強になった。
話の切り出し方、自分達が何をしたいか、そちらに何をして欲しいか、協力の中身は、費用は。
その辺を上手いこと伝えていかないといけない。
こっちの伝えたいことと、向こうが伝えて欲しいことを上手くマッチさせていかなければいけない。
その難しさを知った。
仲介してくれた酒屋さんの助け舟がなかったら危ないところだった。
しかし、兎にも角にも協力を受諾してくれた。よかった。
佐々木さんから日本酒について色々レクチャーしてもらったが、そのことは後日。
2007/07/05
すずめが鳴いたら寝る時間
◆ サイバークローン ◆
和田アキ子のサーバークローン。
強烈。
進化し続けるらしい。いじり方は、画面をクリック。
進化するブログパーツ。
◆ 便乗 ◆
THE AXERCISE。
マッチョダイエットの便乗(かな?)。
けど、タイミングは抜群。
amazonでも五本セット+DVDを限定発売。
…あれ?AXEって男性向けじゃなかったっけ?
◆ インターン ◆
ローソンで小学生が二人働いてた。
おばちゃんから掃除の手ほどき受けてた。
小学校の就労体験だろうか。
まさに、インターンシップ。
最近、とみに忙しい。
なるべく毎日更新しようと思っていたのだが、できなくて残念。
二日もあいたら、どんどん新しい情報が入ってきて、整理するのが億劫になってくる。
博報堂インターンのESになかなか納得いかない。
納得いかないまま出したくない。
しかし、期限は目前まで迫っている。
何もかもが、足りない。
和田アキ子のサーバークローン。
強烈。
進化し続けるらしい。いじり方は、画面をクリック。
進化するブログパーツ。
◆ 便乗 ◆
THE AXERCISE。
マッチョダイエットの便乗(かな?)。
けど、タイミングは抜群。
amazonでも五本セット+DVDを限定発売。
…あれ?AXEって男性向けじゃなかったっけ?
◆ インターン ◆
ローソンで小学生が二人働いてた。
おばちゃんから掃除の手ほどき受けてた。
小学校の就労体験だろうか。
まさに、インターンシップ。
最近、とみに忙しい。
なるべく毎日更新しようと思っていたのだが、できなくて残念。
二日もあいたら、どんどん新しい情報が入ってきて、整理するのが億劫になってくる。
博報堂インターンのESになかなか納得いかない。
納得いかないまま出したくない。
しかし、期限は目前まで迫っている。
何もかもが、足りない。
2007/07/03
2007/07/01
シャラポワ五月蝿い
◆ なんばこめじるし ◆
行ってきた。
ルートは、地下鉄御堂筋線難波駅→なんばCITY→なんばカーニバルモール。
そこで、気付いた点をいくつか挙げてみる。
まず、宣伝物がない。
オープンして2日目だというのに、目に付いた宣伝広告は車内の吊り広告と、駅の看板と、なんばCITY内に「なんばこめじるし このまままっすぐ」の案内一つ。
恐らくかなり多くの人が通るであろうルートに殆ど宣伝してないのは問題。
開催中のクリアランスセールの広告ばかりだった。
ていうか、オープン前にも駅看板以外でなんこめの宣伝を見たことはなかった。
次に、立地が悪い。
いや、悪いとはいえないけど、良くはない。
「なんば」とはいえ、なんばパークスの端っこで、高架下。
御堂筋線難波駅から歩いて5分はかかる。
それなのに、案内標識はCITY内のあの一枚だけ。
しかも、小さいから目立たない。
実際、カーニバルモールは結構な人がいたけど、殆どが途中でパークスに入っていって、なんこめに着く頃には人影もまばら。
最後に、見た目が地味。
なんこめはそれ自体が独立したものじゃなくて、高架下にあるいくつかの店舗の総称みたいな感じ。
だから、見た目はただの店舗の集まり。
初めに抱いてた、フードテーマパーク的なイメージとはかけ離れたものだった。
まあ、そもそものコンセプトが違うといえばそうなんだが、しかしそれにしても分かりにくい。
わざわざ「なんばこめじるし」を名乗る必要性を感じさせなかった。
それでも、オープン二日目でしかも初めての土日と言うこともあってか、人は並んでた。
たこ焼きでも買って帰ろうかと思ったんだが、時間がなかったのでやめた。
どうせ、あと1ヶ月もすれば並ばなくても買えるようになるさ。
同じ行くなら、なにわ食いしんぼ横丁をオススメする。
昭和40年前後の濃ゆ~い大阪を体感できるフードテーマパーク。
町並みもちゃんと再現されていて、もちろんネタがそこかしこに転がっている。
そう、面白いのである。
なんこめには面白さが足りない。
予想では、このまま行くとあと数年もしない内に客が集まらなくなってどうしようもなくなる。
隣接するヤマダ電機やなんばパークスの客を如何に取り込むかが勝負の鍵になりそうである。
◆ BRAVIAケータイ ◆
本日6月30日付朝日新聞朝刊。
綺麗の一言。
CMも綺麗。
◆ いきなり ◆
同日付朝日新聞朝刊。
DoCoMo「いきなりですが、あなたは何年ドコモですか?」
うわー、やっちゃったよー、って感じ。
でかでかと赤い字でこれは、くどい。
一応最後まで読んでみると、どうやら契約年数が一番長い人の割引率が家族全員に適用されるらしい。
ドコモを大事にして欲しいと伝えたいのなら、もっと感性に訴えるような伝え方のほうがいいと思う。
それにしても、最近のドコモはダメダメだ。
焦燥感がにじみ出ている。と言うか、溢れ出している。
auは二枚目、ソフトバンクは三枚目、とそれぞれちゃんとポジションを築いている。
しかし、ドコモはポジションを見つけられずに迷走している感が否めない。
どうしたらいいかわからないから、とりあえずテンション挙げてる感じ。
で、それに消費者が引いている。悪循環。
ドコモがあるべきポジションを再確認し、違うアプローチを探すべきだ。
今日はちょっと真面目に書いてみた。
行ってきた。
ルートは、地下鉄御堂筋線難波駅→なんばCITY→なんばカーニバルモール。
そこで、気付いた点をいくつか挙げてみる。
まず、宣伝物がない。
オープンして2日目だというのに、目に付いた宣伝広告は車内の吊り広告と、駅の看板と、なんばCITY内に「なんばこめじるし このまままっすぐ」の案内一つ。
恐らくかなり多くの人が通るであろうルートに殆ど宣伝してないのは問題。
開催中のクリアランスセールの広告ばかりだった。
ていうか、オープン前にも駅看板以外でなんこめの宣伝を見たことはなかった。
次に、立地が悪い。
いや、悪いとはいえないけど、良くはない。
「なんば」とはいえ、なんばパークスの端っこで、高架下。
御堂筋線難波駅から歩いて5分はかかる。
それなのに、案内標識はCITY内のあの一枚だけ。
しかも、小さいから目立たない。
実際、カーニバルモールは結構な人がいたけど、殆どが途中でパークスに入っていって、なんこめに着く頃には人影もまばら。
最後に、見た目が地味。
なんこめはそれ自体が独立したものじゃなくて、高架下にあるいくつかの店舗の総称みたいな感じ。
だから、見た目はただの店舗の集まり。
初めに抱いてた、フードテーマパーク的なイメージとはかけ離れたものだった。
まあ、そもそものコンセプトが違うといえばそうなんだが、しかしそれにしても分かりにくい。
わざわざ「なんばこめじるし」を名乗る必要性を感じさせなかった。
それでも、オープン二日目でしかも初めての土日と言うこともあってか、人は並んでた。
たこ焼きでも買って帰ろうかと思ったんだが、時間がなかったのでやめた。
どうせ、あと1ヶ月もすれば並ばなくても買えるようになるさ。
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昭和40年前後の濃ゆ~い大阪を体感できるフードテーマパーク。
町並みもちゃんと再現されていて、もちろんネタがそこかしこに転がっている。
そう、面白いのである。
なんこめには面白さが足りない。
予想では、このまま行くとあと数年もしない内に客が集まらなくなってどうしようもなくなる。
隣接するヤマダ電機やなんばパークスの客を如何に取り込むかが勝負の鍵になりそうである。
◆ BRAVIAケータイ ◆
本日6月30日付朝日新聞朝刊。
綺麗の一言。
CMも綺麗。
◆ いきなり ◆
同日付朝日新聞朝刊。
DoCoMo「いきなりですが、あなたは何年ドコモですか?」
うわー、やっちゃったよー、って感じ。
でかでかと赤い字でこれは、くどい。
一応最後まで読んでみると、どうやら契約年数が一番長い人の割引率が家族全員に適用されるらしい。
ドコモを大事にして欲しいと伝えたいのなら、もっと感性に訴えるような伝え方のほうがいいと思う。
それにしても、最近のドコモはダメダメだ。
焦燥感がにじみ出ている。と言うか、溢れ出している。
auは二枚目、ソフトバンクは三枚目、とそれぞれちゃんとポジションを築いている。
しかし、ドコモはポジションを見つけられずに迷走している感が否めない。
どうしたらいいかわからないから、とりあえずテンション挙げてる感じ。
で、それに消費者が引いている。悪循環。
ドコモがあるべきポジションを再確認し、違うアプローチを探すべきだ。
今日はちょっと真面目に書いてみた。
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