2008/06/14

終わりと始まり

読売広告社に落ちた。

と言うわけで、僕の新卒広告業界入りは9割9分なくなった。

一応、アサツーの後期募集は出すけどね。

ただ、受かるとは思ってない。

これだけ落とされて、まだ受かる気でいるほうが、馬鹿な気がする。


視野が狭すぎたんだと思う。

今更だけど。

5月くらいから広告業界~って意識して、OB訪問もして、他の業界には目もくれず突っ走った。

先月だっけ、父親に言われたよ。

まだ、こだわってるんかって。

アサツー、大広、jeki、フロンテッジに書類落ちして、東急、RMCは適正で落とされ、博報堂、電通、朝広、ビーコン、JR東海、博プロと1次面接で落とされ続けて、オリコム、読広はなんとか1次面接受かったけど、それまでだったね。

結果だけ見ると、惨憺たる状況だな。

もっと早く気付けばよかったかな、とは思う。

ああ、でも、自分で決めたことだし、悔いは無いよ。

ただ、もうちょっと、なんとかできたかな。

今は、いわゆる一般企業の選考を受けてる。

もしどこかに入れたら、そこで実績積むつもり。

その中で、うまいこと広告に関われるようになりたい。

転職するかもしれない。

そういう道もあることを、なんだかんだ言い訳つけて否定し続けてたのは、ほんと、器がちっちゃかったと思う。


「もしこのまま電通にでも入ってたら、きっと器がちっちゃいまま終わってたよ」

連れには最初、なんて器のちっちゃい男なんだと思われてたらしい。

他の業界のことをろくに調べもしないで、はじめっから広告業界ありきで就活を進めてた。

それは、確かに広告へのこだわりみたいなものもあった。

でも、一般企業への道をどことなく嫌ってたのは、「やっぱり」って言われるのが嫌で、学校の名前を借りずに自分の力で勝負したいっていう一面もあった。

これって、なんか聞こえはいいけど、よく考えたら馬鹿なんだよね。

自分の持てる武器(しかもこれが結構強いんだな)を、使わずに素手で戦うようなもんだからね。


「あんたは吃音でマイナスな部分はあるけど、学校の名前がそれを埋めてくれると思っててんよ」

ぎりぎりまで自由に動かさせてくれて、親には感謝してる。

就活をしてて、二つ、分かったよ。

一つは、吃音ってやっぱりつらいってこと。

もう一つは、吃音ってマイナスの部分と同じくらい、プラスの力も持ってるかもしれないってこと。



ちょっと、涙拭くから、待って。



「挫折するときは、その人が挫折しなきゃいけないときなんだよ」

僕はちょっと世の中を舐めすぎていたのかもしれない。

ここでもうちょっと苦労してから、社会に出ることにする。

もしどこも受からなかったら留年だ。

別に恥ずかしくはない。

浪人と、どこが違うって言うんだよ。

そりゃあ、現役のほうがいいけどさ。


広告は好き。

外にいたら、相変わらずなんかないかなってきょろきょろするんだよ。

ブログも好き。

なんだかんだで続いてるし、少ないながらも見に来てくれてるし、今までの自分の考えとかがこういう風に残ってるのは、ふと振り返りたいときにすごく参考になる。

でも、広告の紹介とか、そういうのはしばらくしないと思う。

更新も、週1とかになるかもしれない。

すぐに再開するかもしれないけどね。

今日だって、ついさっきDoCoMoの新聞広告撮って記事の内容考えてたし。


まあ、ぼちぼち就活頑張りますわ。

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