僕は、考えることを避けようとしてた。
◆ 嘘と演技 ◆
昨日、ジェイアール東海エージェンシーの面接で一緒だった一人は演劇をやってた人で、企業に合うように演技をしているのだという。
でも、僕はどうもそこに違和感を感じる。
なぜか。
日常生活での演技は、自分に対しても相手に対しても嘘をつくことと同じと思っているからだ。
しかし、果たして嘘と演技は同義なのか。
うそ【嘘】
①真実でないこと。また、そのことば。いつわり。閑吟集「人は―にて暮らす世に」。日葡辞書「ウソヲツク」。「―が露顕(ろけん)する」
②正しくないこと。「―字」
③適当でないこと。「今やめるのは―だ」
えんぎ【演技】
①観客の前で、芝居・曲芸・歌舞・音曲などの技芸を演じて見せること。また、そのわざ。「―の冴え」
②体操などの競技で、選手が演ずるわざ。「模範―」
③いかにも本当らしくふるまうこと。「泣いてみせたのは彼女の―だった」
(広辞苑第五版より)
やはり、自分の中では③の「演技=偽って見せること」と言う意味付けが強い。
しかし彼は、人生のより良い選択肢を得るための手段として演技しているのだろう。
嘘ではない。演技が成功した時点で、それもまた自分だということだろう。
僕は、たとえ演技がうまくいってそれが気に入られて入社できたとしても、それから演技し続けることのつらさを思う。
彼の持つ強さと思い切りは、僕には無い。
だけど、僕にある、自分を偽らないという強さと思い切りは、彼には無いだろう。
ユウスケ、ウソツカナイ。
◆ この画風好きよ ◆
4月26日付朝日新聞朝刊より。
ユニクロ「ユニクロのフライスTシャツ」
イラストを使ったユニクロの広告って、初めて見たぞ。
イラストにした理由を考えてみよう。
①人件費削減
たくさんのモデルを使う従来に方法だと、それぞれにモデル料が必要。
もちろん、スタジオ撮影するわけだから、スタジオを押さえなきゃいけないし、カメラマンも必要。
それから、写真の修正、レイアウト等々で人を使うことになるから、結構な人手がいる。
それに比べてイラストは、モデルもスタジオもカメラマンも要らないから、その分人件費削減になるのではないかと。
②色の違いを目立たせる
人間には、肌・髪・衣装・影など、様々な色が存在する。
イラストにしてそれを一切消すことで、20色展開と言う色の存在を目立たせようとしたのではないか。
しかし、それだけだと、ザ・プレミアム・モルツのように、一部以外を白黒にする方法もある。
今思いついたのはこれくらい。
これから人に会う用事があるので、帰ってからまた考える。
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