僕が入りたい(とつい最近まで思っていたけど今はどうかわからない)広告業界もそうだけど、マスコミ業界って、テレビとか雑誌とか新聞とかが好きで、それだけを目指す人たちが入るもんだと思ってた。
だから、そういう人たちが集まるセミナーやゼミに行こうと思ったし、それがある意味当たり前なんじゃないかと思ってた。
けど、いろいろな話を聞いているうちに、実は全然そうじゃないことがわかった。
この前会った電通の人なんて、本当は金融業界志望で、電通になんか初めは行きたくなかったと話していた。
ゼミの懇親会に来ていた人だって、別にマスコミ目指してたわけじゃないけど、博報堂やリクルートに受かったって人がいた。
これって、なんなんだろう。
才能とかいう問題じゃないと思う。
けど、何かを持っていたんだろうと思う。
その何かっていうのは、僕が今見つけようとしているコレってものかもしれないし、違うかもしれない。
ただ、僕は、広告業界に入りたいって思い込んでただけなんだよ。
いや、思い込みは大事だと思うんだよ。
僕は個人的に、「勘違い」って言ってるんだけど。
何事も、まず「勘違い」から始まると思うんだよ。
そんな、冷静に判断してから物事を始めるやつなんて、そうそういないと思うんだよね。
だから、まずは「あ、これ、俺いけるんちゃう?」っていう勘違い(すなわち思い込み)がなければ始まらないと思うんだよ。
けど、「勘違い」しっぱなしじゃ、まずいんだよな。
「勘違い」はあくまで始めるときの動機であって、それが全てであってはいけないんだよ。
それは、ただの馬鹿だと思うんだよな。いわゆる、「勘違い野郎」ってやつ?
だから、「勘違い」で始めたことも、一度は冷静に考えなきゃならない時期があると思うんだよ。
部活もそうだった。
部活は、小4から友達の誘いでバスケやってたんだけど、中学はいるときも迷わずバスケ部を選んだ。
僕はバスケが好きなんだ、バスケをするんだ、って勘違いしてたんだな。
本当は大の阪神ファンで、野球が好きだったのに。
現に、NBAの話題とかまったく興味なかった。
無理して月刊バスケットボールとか読んでみても、全然続かなかった。
それでさ、ふと冷静になって考えたの。
俺、本当にバスケ好きなのかなって。
で、結論は、やっぱ好きだなって。
まあ、見る分には阪神戦の方がよっぽど面白いんだけど、やる分にはすごい楽しいなって。
顧問や先輩との確執で1年くらい練習には行ってないんだけど、結局高校卒業までずっとバスケやってたんだよ。
でさあ、今がその、冷静になって考えるときなのかなって、そう思うわけ。
別に、広告業界をあきらめたとかじゃなくって、本当のとこ、俺、どうなの?って話。
もちろん、広告は好きだよ。好きだからこのブログも続いてるわけだし。
でも、好きだけじゃなんたらってよく言うよね。
そこらへんをね、もうちょっと考えてみようと思うの。
今までちょっと視野が狭くなってたから、冷静に立ち止まってみたら何かが見えてくると思うの。
ああ、これってなんか恋に似てるよねって思った自分が恥ずかしいw
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